コンフォート義歯を作製した後は、寝ている間、洗浄液につけている間以外は基本的に装着しておかなければいけません。
気分によって使ったり使わなかったりすると、さまざまな問題が生じます。
今回は、コンフォート義歯を使用したりしなかったりすることのデメリットについて解説します。
コンフォート義歯に慣れない
コンフォート義歯を使ったり使わなかったりしていると、なかなか義歯の使用感に慣れることができません。
コンフォート義歯は特殊なシリコーン加工が施された義歯であるため、一般的な義歯よりは装着したときの違和感が少ないです。
また吸着性も高いため、食事を摂ったときのズレなどが起こる心配は基本的にありません。
しかし、装着し始めはどうしても大きく口内環境が変化するため、多少は違和感を覚えます。
そのため、毎日きちんと装着して天然歯を使用する感覚に近づけなければいけません。
歯が移動する
コンフォート義歯には、部分入れ歯タイプのものもあります。
こちらを使用している場合、装着したりしなかったりすると、少しずつ歯が移動してしまうことが考えられます。
部分入れ歯タイプのコンフォート義歯は、歯を失った部分をピンポイントで補うものです。
つまり、装着していないとき、その部分は1本だけ歯がない状態ということです。
またこのような状態が続くと、周りの歯が隙間を埋めるように移動し、歯並びや噛み合わせが悪化してしまうおそれがあります。
そのため、コンフォート義歯を装着している時間をなるべく長くして、歯を移動させないように注意すべきです。
コンフォート義歯が劣化する
コンフォート義歯を外す際は、しっかり専用の洗浄液に浸けておかなければいけません。
しかし使ったり使わなかったりする方は、外しているとき洗面所などに放置しているケースも多いです。
このような状況が増えると、コンフォート義歯の素材が乾燥して劣化し、割りたり欠けたりする可能性が高まります。
また使わないときに洗面所などに放置していると、湿気によってコンフォート義歯の表面にカビが生えてしまうおそれもあります。
まとめ
コンフォート義歯に限ったことではありませんが、義歯は使ったり使わなかったりという習慣を避けなければいけないものです。
特に使い始めの頃は、異物を入れるのに抵抗があるかもしれませんが、ずっと装着していれば徐々に慣れてきます。
またコンフォート義歯の装着を中止すべきなのは、明らかに装着時の痛みがあったり、吐き気が止まらなかったりするときだけです。
もちろん、こちらの問題は歯科医師に相談する必要があります。
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納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。