ホワイトニングを受けた直後は、すべての患者さんがぶつかる壁があります。
それが食事制限です。
摂取するものの種類によっては、ホワイトニングの効果が半減したり、歯を傷めたりすることがあります。
今回は、ホワイトニング直後にコーラを飲むことのデメリットについて解説します。
着色のリスクが高まる
コーラをホワイトニング直後に飲んでしまうと、せっかくホワイトニングをしたにもかかわらず、歯の着色リスクが高まります。
こちらはコーラに含まれる色素が原因です。
コーラ独特の黒い色は、カラメル色素によって着色されています。
カラメル色素は、糖類を加熱して作られる食品添加物の一つで、清涼飲料水のほか酒類やお菓子などに広く使われています。
ホワイトニング直後は、通常よりも歯の着色が起こりやすい状態になっています。
そのためコーラを摂取すると、後戻りどころか施術前よりも歯が黄ばんでしまう可能性もあります。
歯へのダメージが大きくなる
ホワイトニング直後にコーラを摂取すると、歯に与えるダメージが大きくなります。
こちらはコーラが強い酸性を示す飲み物だからです。
ホワイトニングを受けた後は、歯の表面のエナメル質が一時的に荒れることがあります。
特にオフィスホワイトニングの場合、ホームホワイトニングと比べて薬剤の濃度が高いことから、このようなことが起こりやすいです。
またこのような状態で強炭酸のコーラを飲むと、歯のエナメル質をさらに弱らせてしまい、着色や虫歯のリスクを高めます。
もちろん、こちらはコーラだけでなく、強炭酸の炭酸飲料全般に言えることです。
ホワイトニング直後のコーラにメリットはある?
メリットと言えるほどではありませんが、ホワイトニング直後のコーラはカロリー摂取には向いていると言えます。
ホワイトニング直後は食事内容が制限されるため、高カロリーもしくは高脂肪のものを摂取する機会が減りやすいです。
またこれらの食事の摂取量が減るということは、必然的に痩せやすくなるということです。
コーラは糖類が多く含まれ、カロリーも高いため、効率的にホワイトニング後の体重を維持できる可能性があります。
ただし、前述の通りデメリットが大きいため、カロリーを補うのであれば別の食品をおすすめします。
まとめ
数ある炭酸飲料の中でも、コーラをもっとも好んで飲むという方は多いかと思います。
しかし、数ある炭酸飲料の中で、もっともホワイトニングとの相性が悪いのもまたコーラです。
またホワイトニング直後の後戻りを防ぐためには、ワインやコーヒー、紅茶など他にも控えなければいけない飲み物がたくさんあります。
一時的にこれらを断つ覚悟がなければ、ホワイトニングは理想的な仕上がりにはなりません。
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