コンフォート義歯はオーダーメイドで作製されるものであるため、患者さんの口内にフィットしないというケースはごく稀です。
しかし初めて義歯を装着する方は、使用感に慣れるまでに少し時間がかかります。
今回は、コンフォート義歯に慣れるために行うべき食事の工夫について解説します。
よく噛めるものに置き換える
コンフォート義歯を使用する際は、最初やわらかいものから食べ始め、徐々に食感のあるものを増やしていくのが望ましいです。
また食感のあるものを増やす際は、これまで食べていたやわらかいものを噛み応えのあるものに置き換えるという方法がおすすめです。
例えばハンバーグは、肉料理の中でもかなり食べやすい部類に入ります。
こちらを赤身のビーフステーキに変えれば、ある程度咀嚼することになるため、コンフォート義歯のトレーニングになります、
噛み応えのある食材を追加する
コンフォート義歯をした状態での食事に慣れるには、少しずつ噛み応えのある食材を追加していく方法も実践しましょう。
例えば、カレーライスはそこまで噛まなくても食べられる料理です。
特に肉や野菜をやわらかく煮込んでいるものについては、コンフォート義歯に慣れていない状態でも食べやすいです。
ここから徐々にコンフォート義歯に慣れていくには、弾力性のあるエビやイカなどを追加し、シーフードカレーにする方法がおすすめです。
こうすることで、あまり噛まなくても食べられるカレーから、しっかりコンフォート義歯を使って噛むカレーに変えることができます。
食感の異なる食材を追加する
コンフォート義歯でさまざまな食材を食べられるようにするには、料理に食材を追加する際、食感の違うものを入れるのも効果的です。
例えば最初はやわらかいオムレツから始め、ある程度時間が経過したら、そこに納豆とじゃこを入れるなどする方法がおすすめです。
納豆とじゃこは食感がまったく異なるものであり、同時に摂取することでコンフォート義歯によって咀嚼できるものを効率的に増やせます。
また付け合わせのサラダなど、一緒に食べるものにも食感が違うものを採り入れると、より良いトレーニングになります。
まとめ
コンフォート義歯のようにフィット感に優れた入れ歯であっても、最初から完璧に使いこなせる方などいません。
少しずつ食事の内容を変えていくことで、最終的には天然歯のように何も気にせず使用できるようになります。
また食事のトレーニングについては、しっかり段階を踏まなければいけません。
いきなり硬いものや弾力性のあるものばかり食べてしまうと、コンフォート義歯のトラブルにつながります。
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納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。