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歯科クリニックで行われるオフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が施術を行うホワイトニングです。
また、こちらは歯に光を照射する専用の機器と、過酸化水素が主成分のホワイトニング剤を使用します。
ここからは、オフィスホワイトニングで使用する過酸化水素について解説します。
オフィスホワイトニングのホワイトニング剤に含まれる過酸化水素は、オキシドールやオキシフルとも呼ばれているもので、医療現場や家庭では一般的に消毒液として広く使用されている薬品です。
ホームホワイトニングの薬剤は、過酸化水素の濃度が10~20%程度であるのに対し、オフィスホワイトニングの場合は濃度35%の薬剤を使用します。
歯科クリニックでオフィスホワイトニングが始まって30年以上経ちますが、こちらは歯科医師や歯科衛生士の技術により、現在も安全に使用し続けられています。
ホームホワイトニングで使用されるホワイトニング剤には、主に過酸化尿素が使用されています。
こちらと過酸化水素の主な違いは、それぞれの効果の持続時間です。
過酸化尿素はゆっくりと歯に浸透していくため、透明感のある自然な白さに仕上がり、さらに効果も長続きします。
酸化する過程により、少しずつ過酸化水素に変化します。
一方、過酸化水素は、強い漂白作用がある分効果の持続時間が短いという特徴を持っています。
オフィスホワイトニングで使用される過酸化水素は、人体に大きな影響を及ぼすことのない安全な成分です。
しかし、無カタラーゼ症である場合、話は別です。
無カタラーゼ症とは、過酸化水素を分解する酵素を持たない、あるいは著しく不足している症状をいいます。
過酸化水素を分解できない無カタラーゼ症の方が、過酸化水素を体内に入れてしまうと、殺菌や漂白作用を緩和することができず、口から体内に入った場合、消化器官に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、無カタラーゼ症の方は、過酸化水素および過酸化尿素が含まれたホワイトニング剤を使用できません。
ここまで、オフィスホワイトニングで使用する過酸化水素について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
過酸化水素自体は安全な成分であり、オフィスホワイトニングは歯科医師や歯科衛生士の手によって、より安全な治療として確立されています。
しかし、無カタラーゼ症の方は適応できませんし、知覚過敏が起こるリスクもゼロではないため、施術後48時間程度は注意が必要です。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。