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コンフォート義歯は、使用感や吸着性に優れたオーダーメイドの義歯ですが、シリコーンの部分には汚れがつきやすく、保管の方法が適切でないと、カビが繁殖しやすくなります。
ここからは、カビが生えたコンフォート義歯をそのまま使用することで、発症する可能性のある病気について解説します。
カビが生えたコンフォート義歯を使用することにより、口腔カンジダ症を発症することがあります。
口内は、カビの一種であるカンジダという菌が雑菌として繁殖しています。
こちらが異常繁殖し、口内にさまざまな症状を引き起こす病気が口腔カンジダ症です。
具体的な症状としては、口の中がしみて痛くなったり、喉の違和感や味覚の低下を引き起こしたりすることが考えられるため、注意しなければいけません。
カビが生えたコンフォート義歯を使用し続けることにより、義歯性口内炎のリスクも高まります。
こちらは、名前の通りコンフォート義歯を含む義歯が原因の口内炎であり、義歯に蓄積された汚れに細菌が増殖し、炎症を引き起こすものです。
また、炎症だけでなく、潰瘍や腫れ、痛みなどが出ることもあります。
ちなみに、義歯性口内炎は、コンフォート義歯に付いたカビだけでなく、サイズが合わないことによっても発症します。
例えば、コンフォート義歯の作製から時間が経過している場合などは、加齢によって歯茎の形状が変化し、こちらの症状につながる可能性があります。
誤嚥性肺炎も、カビが生えたコンフォート義歯を使用することで発症し得る病気の1つです。
食べ物や飲み物、あるいは唾液などを飲み込むことを嚥下といいますが、こちらの機能が低下すると、食べ物などが口から気管に入ってしまいます。
こちらを誤嚥と言いますが、誤嚥性肺炎は、食べ物と一緒に細菌などを誤嚥し、気管支や肺に入ることによって発症します。
また、誤嚥性肺炎の典型的な症状としては、発熱や咳、濃い色の痰などが挙げられ、高齢者の方はこれらの症状が現れにくく、普段より元気がない、ぼんやりしている、食欲がないといった症状のみ現れることもあります。
ここまで、カビが生えたコンフォート義歯を使用し続けることにより、発症し得る病気について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
しっかりと汚れを落とし、適切に保管すれば、コンフォート義歯にカビが生える心配はほとんどありません。
しかし、カビが生えやすいことは事実であるため、少しでもニオイなどの違和感があった場合には、早急に歯科クリニックの医師に相談してください。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。