コンフォート義歯は、生体親和性の高いシリコンを使用したものであり、数ある義歯の中でも非常にフィット感が強いです。
しかし装着し始めの頃は、発音に違和感をおぼえることがあり、快適な生活を送れないことも考えられます。
今回は、コンフォート義歯を装着した状態での発音に慣れる方法を中心に解説します。
コンフォート義歯の装着で発音しづらくなる理由
コンフォート義歯を装着した直後に話しづらさを感じるのは、まだ口の中に馴染んでいないからです。
どれだけ精度が高い義歯であっても、天然歯と同じように使えるようになるまでにはある程度時間がかかります。
また舌が義歯に合わせた動きをまだ覚えていないため、以前のように話すのは難しくなります。
義歯をした状態での発音は、舌が人工歯や床に当たることでつくられます。
この位置を舌が覚えるまでは、どうしても聞き取りづらい発音になってしまいます。
コンフォート義歯を装着した状態での発音に慣れる方法
義歯を装着した状態での発音に慣れるには、とにかく毎日トレーニングをするしかありません。
例えば、最初はゆっくりと話すことを心掛け、口の動きを確認しながら発音練習を行います。
こうすることで、舌の位置も徐々に覚えられます。
特にサ行やタ行、ンなどの音は発音が難しいため、反復練習を行うことが望ましいです。
また声に出して新聞を読んだり、詩を読んだりする方法も有効です。
こちらは言葉の流れを掴み、なおかつ口内でコンフォート義歯の安定感を感じるためにも役立ちます。
どうしても発音のしづらさを感じる場合は?
どれだけ練習しても発音が上手にならないという場合、コンフォート義歯そのものに問題が生じている可能性があります。
コンフォート義歯はオーダーメイドですが、100%問題が起こらないとは限りません。
例えば、患者さんの口内に対して義歯が分厚すぎたり、義歯と歯の間に不自然な隙間ができたりすることがあります。
これらの問題については、患者さんの力ではどうすることもできません。
早急に歯科クリニックに相談し、床や人工歯の部分を調整してもらうことをおすすめします。
まとめ
発音がうまくできないと、日常生活はとても不便になります。
特に仕事で多くの方と話す機会がある場合、コミュニケーションが取れず仕事に支障が出てしまうことも考えられます。
そのため、コンフォート義歯の装着によって話しづらさを感じる場合は、トレーニングを怠ってはいけません。
もちろん、明らかに不具合が生じている場合、そのままコンフォート義歯を使い続けるのは控えましょう。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。