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ホワイトニングの薬剤に含まれる成分について解説します|せんげん台駅徒歩3分の歯医者|せんげん台ほんま歯科医院公式ブログ

ホワイトニングの薬剤に含まれる成分について解説します

歯科クリニックで実施するホワイトニング(オフィスホワイトニング)は、専用の薬剤を歯の表面に塗布し、歯を白くしていくという治療です。

また、このとき使用される薬剤には、さまざまな成分が使用されていて、それぞれ違う作用を持っています。

今回は、ホワイトニングの薬剤に含まれる主な成分について解説します。

 

過酸化水素

ホワイトニングの薬剤に含まれる代表的な成分としては、まず過酸化水素が挙げられます。

こちらは、酸素と水素の結合体であり、基本的には温度の変化によって活性酸素と水素に分離されます。

漂白効果が高く、歯の中の着色している汚れを分解することにより、白くしていきます。

また、毒性や副作用はなく、消毒液や加工食品にも使用される成分であるため、体内に入っても害がないという特徴を持っています。

薬事法の定めにより、歯科医もしくは歯科衛生士のみ、過酸化水素を取り扱うことが可能です。

 

酸化チタン

ホワイトニングの薬剤に含まれる成分としては、酸化チタンも挙げられます。

こちらは、地球上に広く分布する酸化鉱物の1つ、チタン鉱石から生産される、不溶性の無機化合物です。

優れた白色度を持ち、さまざまなものを明るくする白色顔料として、化粧品などにも幅広く使用されています。

また、酸化チタンは、光励起(電磁波を吸収させ、分子を特定のエネルギー状態に励起すること)されることにより、非常に強い酸化力を有することがわかっています。

歯科クリニックでは、こちらの性質を利用したホワイトニングシステムを採用していることもあり、より低刺激で効果的な漂白を行うことが可能です。

 

硝酸カリウム

オフィスホワイトニングの薬剤には、硝酸カリウムが含まれていることもあります。

こちらは、ホワイトニングによって起こる知覚過敏の改善効果を持つ成分で、歯磨材などの製品にも含まれています。

痛みが伝わる歯髄神経のまわりにイオンバリアを形成し、知覚過敏の症状が出るのを防止します。

また、ホワイトニングの施術中には、過酸化水素などの白くなる成分と硝酸カリウムとが同時に歯に浸透していくため、痛みが出ることなく、歯を白くすることが可能です。

 

まとめ

ここまで、ホワイトニングの薬剤に含まれるさまざまな成分とその特徴について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

すべての歯科クリニックで同じ薬剤を使用しているわけではないため、これからオフィスホワイトニングを受けようと考える方は、医師からしっかりと各薬剤の説明を受けましょう。

また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、デュアルホワイトニングなど、種類別に比較することも忘れてはいけません。

埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!

インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。

納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。