コンフォート義歯は非常に精度が高い義歯ですが、口内でのトラブルが一切発生しないというわけではありません。
特に喫煙をしている方は、さまざまなコンフォート義歯のトラブルに悩まされる可能性があるため、注意が必要です。
今回は、コンフォート義歯と喫煙の関係性について解説します。
義歯が合わなくなる
日本人のおよそ8割が発症していると言われている歯周病ですが、喫煙をしていると歯周病の発症リスクはさらに高まります。
また歯周病を発症すると、コンフォート義歯が合わなくなり、最大の持ち味である吸着性が発揮できなくなる可能性があります。
喫煙をすることによって血管が収縮すると、歯茎の血流も悪くなり、歯周病のリスクが増大します。
さらに歯周病が悪化すると、歯槽骨が破壊され、歯茎が痩せて入れ歯が合わなくなるという仕組みです。
もちろん、合わない状態のままコンフォート義歯を使用し続けるのは難しいため、再調整が必要です。
見た目が悪くなる
喫煙はコンフォート義歯の見た目を悪くする原因でもあります。
コンフォート義歯は自然な見た目も持ち味ですが、タバコに含まれるタールはヤニとなって入れ歯に付着します。
その結果、義歯が黄ばんでしまい、装着時の見た目に違和感が出てしまいます。
また喫煙によって血管が収縮すると、歯茎の色が黒ずむこともあります。
このような状態でコンフォート義歯を装着した場合、実際は歯茎の色が悪いにもかかわらず、コンフォート義歯そのものが変色したように見えてしまいます。
入れ歯の治癒が遅れる
虫歯が進行して歯をこれ以上維持できない場合や、歯周病が著しく進行している場合などは、コンフォート義歯をつくるために抜歯をしなければいけないことがあります。
また抜歯が必要な場合は、歯茎の回復を数週間待ってから義歯を装着するのが一般的ですが、喫煙をしているとこの治癒が遅れる可能性があります。
さらに、抜歯後コンフォート義歯を装着できたとしても、喫煙をしているとなかなかフィットしません。
喫煙は骨量の減少や歯茎の損傷を引き起こし、治癒の過程を遅らせる可能性があるからです。
まとめ
今後コンフォート義歯を装着したいと考える方は、ある程度早い段階で禁煙することをおすすめします。
喫煙を続けていると、高品質のコンフォート義歯が十分な持ち味を発揮できない可能性が高いです。
またコンフォート義歯に限らず、喫煙は通常の義歯やインプラントなど、歯を補う治療の妨げになる可能性が高いです。
さらに治療後のアフターケアを考えても、喫煙は良い習慣とは言えません。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。