コンフォート義歯のメリットには、吸着力が高く外れにくいことや、噛む力が倍増することなどが挙げられます。
また歯茎への負担がかかりにくいのも特徴ですが、こちらは単純に痛みが出にくいだけでなく、さまざまなメリットにつながります。
今回は、コンフォート義歯で歯茎への負担を回避するメリットを解説します。
口内炎の発症を防げる
コンフォート義歯で歯茎への負担を回避することは、口内炎の発症を回避することでもあります。
義歯による負担が入れ歯にかかり続けると、カタル性口内炎という外傷性の口内炎が形成されます。
また口内炎は当然痛みにつながりますし、細菌やウイルスに感染して二次感染を引き起こすことも考えられます。
さらに口内炎ができると食事も不便になりますが、コンフォート義歯はこのような状況になる心配が極めて少ないです。
フラビーガムを予防できる
コンフォート義歯で歯茎への負担を回避すれば、フラビーガムの予防にもつながります。
フラビーガムは、歯茎がブヨブヨに肥大する症状であり、義歯の安定や維持に悪影響を及ぼします。
発症すると義歯が安定せず脱落しやすくなり、症状がひどい方は義歯を再作製することも困難になります。
またフラビーガムは、痛みが強い義歯や合わない義歯を使用し続け、歯茎や口腔粘膜に刺激が加わることで発症します。
発症の仕組みとしては、カタル性口内炎とほとんど同じです。
コンフォート義歯の場合、歯茎に強い刺激を受けることはありませんし、オーダーメイドのため患者さんの口に合わないという状況も起こりにくいです。
そのため、必然的にフラビーガムのリスクは軽減されます。
顎関節症を回避できる
コンフォート義歯で歯茎への負担を回避すれば、顎関節症のリスクも回避することにつながります。
入れ歯で歯茎に負担がかかるということは、うまく食べ物が噛めず、顎の骨が痩せてしまうということでもあります。
また顎の骨が痩せると歯茎も痩せてしまい、そのような状態が続くと顎関節への負担が大きくなります。
その結果顎関節症を引き起こし、口内だけでなく頭や肩、首など全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
コンフォート義歯で歯茎への負担を回避すれば、口内炎を発症しにくくなりますし、歯茎がブヨブヨになるフラビーガムのリスクも軽減されます。
また間接的にではありますが、顎関節症のリスクも軽減することができ、今後も良好な口内環境や咀嚼機能を維持しやすくなります。
コンフォート義歯には、部分入れ歯タイプも総入れ歯タイプもあるため、義歯の作製が必要な方は選択肢に入れるべきです。
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納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。