コンフォート義歯は、シリコン素材が採用された耐久性の高い義歯です。
しかし、落下すると割れてしまう可能性はゼロではありません。
もちろん、破損したコンフォート義歯を使用するとさまざまな問題が生じます。
今回は、コンフォート義歯を落として破損させてしまうケースについて解説します。
コンフォート義歯を落として破損させるシチュエーション
コンフォート義歯を落として破損させてしまうシチュエーションとして圧倒的に多いのは、やはりメンテナンスをしているときです。
コンフォート義歯は、使用後しっかり流水とブラシで洗浄し、浸け置き洗いをしておかなければいけません。
しかし、このときシンクに義歯を落としてしまい、衝撃でキズやヒビなどができることがあります。
このようなコンフォート義歯は、割れた部分で口内を傷つけたり、噛み合わせが悪化したりといったデメリットがあるため、基本的には継続して使用できません。
コンフォート義歯を落としてしまう主な原因
コンフォート義歯をシンクに落としてしまう主な原因は、握力の低下です。
義歯が必要な方の中には、ある程度年齢を重ねている方も多いです。
また年齢を重ねている方は、以前と比べて握力も低下していることが考えられます。
コンフォート義歯を洗浄する際は、片手で義歯を持ち、もう片方の手で入れ歯用ブラシを持つことが多いです。
このとき、握力が弱いと、洗っているときに片手で持っているコンフォート義歯を落としてしまうリスクが高まります。
ブラシで義歯を磨く際は、向きを変えたり持ち直したりすることも多いため、どうしても落としやすくなります。
コンフォート義歯の落下を防ぐための対策
コンフォート義歯がシンクに落下するのを防ぐには、なるべく低い位置、シンクに近い位置でメンテナンスをするのがおすすめです。
低い位置であれば、仮に落下してもそこまで破損のリスクは高くありません。
またシンクに水を張っておくというのも対策の一つです。
水が張ってある場合、高い位置からコンフォート義歯を落としたとしても、水がその衝撃を吸収してくれます。
まとめ
コンフォート義歯は優れた義歯ではありますが、決して欠点がないわけではありません。
人工物であるため、使い方によってはどうしても破損のリスクが高まってしまいます。
また一度コンフォート義歯が破損すると、修正には時間も費用もかかりますし、場合によっては再作製が必要になります。
そのため、破損のリスクを排除するのは難しいものの、少しでも壊れにくい使い方を意識するのが大切です。
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