コンフォート義歯は、基本的にブラッシング時や就寝時以外は装着し続けるものです。
しかし場合によっては一時的に取り外し、持ち運ぶということもあるでしょう。
このとき、コンフォート義歯の劣化などにつながらないよう、持ち運び方には注意すべきです。
今回は、コンフォート義歯の間違った持ち運び方を中心に解説します。
コンフォート義歯の間違った持ち運び方とは?
コンフォート義歯を持ち運ぶ際には、必ず湿った状態で保管しなければいけません。
乾燥すると、丈夫なコンフォート義歯であっても変形したり、ひび割れたりする可能性が高まります。
また持ち運びの際は、衝撃から保護し、水漏れを防ぐ密閉型の専用ケースが不可欠です。
稀にコンフォート義歯をティッシュで包み、カバンに入れる方などがいますが、こちらは乾燥を招くだけでなく衝撃が加わったときのリスクも高まります。
さらに、極端な温度変化もコンフォート義歯に影響を与える可能性があります。
そのため、直射日光の当たる場所や車内などによる持ち運びは避けて下さい。
夏の暑い日、冬の寒い日は特に注意が必要です。
ちなみに、外出先にコンフォート義歯を持ち運ぶ際は、紛失に注意しなければいけません。
持ち運びの際にケースに入れていても、外出先のホテルの洗面所などにコンフォート義歯を置きっぱなしにしていると、紛失する可能性が高くなります。
おすすめの義歯ケースの特徴
コンフォート義歯を持ち運ぶ際に使用すべきなのは、密閉型や水切りカゴ付きのタイプです。
密閉型であれば水漏れしにくく、カバンの中でも安心して持ち運べます。
また水切りカゴが付いているタイプは、コンフォート義歯に直接触れることなく水が切れるため衛生的です。
さらに、携帯性に優れたスリムなケースもおすすめです。
中でも、マグネットが開閉するものや、鏡が付いているものなどは非常に利便性が高いです。
ちなみに、コンフォート義歯を装着しているときは、ケースが必要なくなります。
そのため、使わないときはコンパクトに折りたためるものを選ぶと、旅行や外出時の荷物を減らすことにもつながります。
まとめ
コンフォート義歯を持ち運ぶ機会はそれほど多くないかもしれませんが、だからと言って油断は禁物です。
保険診療の義歯と比べて高品質なのがコンフォート義歯のメリットですが、雑に扱うと素のメリットが半減してしまうおそれがあります。
もちろん、コンフォート義歯だけに限らず、義歯は全般的に丁寧に扱わなければいけません。
劣化や損傷による再治療は、手間も費用もかかります。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。



