コンフォート義歯は患者さんの口内にピッタリ吸着するため、他の義歯に比べてフィット感を十分に感じられます。
しかし、コンフォート義歯も一切劣化しないというわけではなく、長期間使用していると緩みを感じることがあります。
今回は、コンフォート義歯が緩くなったと感じるタイミングについて解説します。
食事中の変化
コンフォート義歯を使用していて、以前よりも義歯と歯茎の間に食べ物が入りやすくなった場合、緩くなったと感じることがあります。
また以前よりも食べ物を噛むのが難しくなった場合や、力が入りにくくなった場合も、緩みを感じます。
通常のコンフォート義歯では、このようなことはまず起こり得ません。
さらに、以前は問題なく食べられていた硬いものや粘り気のあるものが食べづらくなったときも、コンフォート義歯が緩くなったと感じます。
使用感の変化
コンフォート義歯は生体用シリコーンによって口内に密着するため、使用時の違和感は極めて少ないです。
そのため、義歯が歯茎に当たって痛みを感じたり、こすれたりする場合は緩くなったと感じる可能性が高いです。
また発音がしにくくなった場合や、話しているときに義歯が動く場合、外れそうになった場合も緩みを感じます。
さらに笑ったりくしゃみをしたりといった日常の動作で、義歯が浮いている感覚がある場合も、フィット感は落ちていると言えます。
ちなみにコンフォート義歯と歯茎の間にできた隙間には、細菌が繁殖し、強い口臭を引き起こします。
つまり口臭がきつくなったときも、緩み感じやすいということです。
見た目の変化
コンフォート義歯は、他の義歯に比べて吸着力が段違いに高いです。
そのため、外から見ても義歯を装着しているということはほとんどわかりません。
しかしコンフォート義歯が劣化すると、徐々にフィット感が弱くなり、口元のシワが増えることがあります。
またこれによって顔の印象が変わってしまった場合、コンフォート義歯が緩くなったと感じることがあります。
ちなみに見た目の変化については、毎日鏡をしっかり見ていなければ、本人では気付けないことも考えられます。
まとめ
コンフォート義歯は高品質の義歯ですが、永久に使用できるわけではありません。
使用する期間が長ければ長いほど、劣化のリスクは高まります。
また少しでもコンフォート義歯が緩くなったと感じたのであれば、そのまま放置せずすぐに歯科クリニックに相談しましょう。
義歯を調整してもらえば、また以前のような快適な使い心地を取り戻すことができる可能性があります。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。



