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就寝中に装着するマウスピースであるスプリントは、顎関節症の症状を改善するために用いられます。
またこのとき使用されるスプリントは、大きくソフトタイプとハードタイプの2種類に分けられます。
今回は、ソフトタイプとハードタイプの主な違いについて解説します。
ソフトタイプのスプリント、ハードタイプのスプリントは硬さが異なるため、当然材質も異なります。
比較的やわらかいソフトタイプは、主にポリエチレン樹脂でできています。
違和感が少なく、なおかつ作製が簡単という特徴があります。
一方硬めのハードタイプは、ペットボトルと同じ材質でつくられています。
強い力をかけると変形しますが、簡単に曲がることはありません。
ソフトタイプに比べて、噛み合わせを適切に与えられるという点がメリットです。
スプリントとのソフトタイプとハードタイプとでは、適用する症状にも違いがあります。
スプリントの目的は、噛み合わせの悪さや歯ぎしりなど、顎関節症の原因となる症状を改善することです。
やわらかく厚みのあるソフトタイプは、このような症状が比較的軽度な場合に適用されます。
顎の位置関係を理想的な位置に持っていくことができ、なおかつ顎の筋肉がリラックスするため、一定期間装着し続けることで効果を発揮します。
また歯ぎしりが強かったり、顎のずれが大きかったりする場合は、硬めのハードタイプを使用します。
ソフトタイプでは対応できないケースでも、ハードタイプであれば改善する可能性があります。
ソフトタイプのスプリント、ハードタイプのスプリントは、それぞれ異なる方法で保管します。
ソフトタイプの場合、水を吸うと変形する性質があるため、乾燥した環境で保管しなければいけません。
なるべく風通しの良い場所に置き、持ち運ぶ際も密閉されない容器に収納することをおすすめします。
またソフトタイプは食品などの着色が残りやすいため、装着中の飲食は可能な限り控えます。
一方ハードタイプはソフトタイプとは真逆で、水に浸けた状態で保管します。
こちらは、乾燥によるスプリントの破損を防ぐためです。
スプリントのソフトタイプとハードタイプは、まったく異なる材質をしています。
使用に際しては、患者さんの歯ぎしりや顎の状況を見ながら、歯科医師によってどちらを使用するのかが決定されます。
また材質が異なることから性質にも違いがあるため、保管方法は間違えないように注意してください。
細かい注意点については、歯科クリニックでのカウンセリングで質問しておくことをおすすめします。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。