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スプリント治療では、専用のマウスピースにより、歯全体に歯ぎしりや食いしばりの力が均等に分散されるようになります。
また、こちらは歯ぎしりによる歯や顎へのダメージだけでなく、その他の弊害を防ぐことにもつながります。
今回は、歯ぎしりにおける意外な弊害について解説したいと思います。
スプリントで防止したい歯ぎしりの意外な弊害としては、まず知覚過敏が挙げられます。
歯ぎしりで歯が摩耗すると、歯の表面に存在するエナメル質の量が減少します。
エナメル質は、他の組織に比べて非常に硬く、鎧のような役目を持っていますが、薄くなると内部への刺激が伝わりやすくなります。
また、それによって起こるトラブルの一つが、温度差のあるものがしみる知覚過敏です。
知覚過敏は、軽度であれば温度差のあるものを避けることである程度回避できますが、重度になると歯ブラシの毛先を当てることすらできない恐ろしい病気です。
インプラントや被せ物を装着している方は、歯ぎしりを改善しないことにより、これらが欠けたり割れたりする可能性があります。
場合によっては、破損に伴って痛みが生じることもあります。
また、歯ぎしりが長い間続いているにもかかわらず、そのまま放置していると、最悪の場合インプラントが脱落してしまうことも考えられます。
インプラントの再治療は、身体の負担が大きいですし、当然治療費が余計にかかってしまうため、できる限り避けたいところです。
歯ぎしりを放置することの意外な弊害としては、顔が大きくなることも挙げられます。
歯ぎしりを長期間にわたって行うと、だんだんとエラが張ってきて、顔が大きく見えるようになることがあります。
噛み合わせが崩れると、フェイスラインにも影響が出てくるため、加齢とともにエラが張ってきたという方は、歯ぎしりが原因の一つになっている可能性もあります。
ちなみに、歯ぎしりによって加わる力は、左右の顎で均等とは限りません。
そのため、左右いずれかのみ咬筋が発達し、顔が大きくなり、全体的に歪んで見えるようになることも考えられます。
ここまで、スプリントで防止すべき、歯ぎしりの意外な弊害について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
歯ぎしりや食いしばりの弊害は、思ってもみなかったところで発生することがあります。
そのため、少しでも自覚症状がある方や、家族から指摘を受けている方などは、早めに歯科クリニックに相談し、スプリント治療を含む歯ぎしりの改善治療を検討してください。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。