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コンフォート義歯は、硬い入れ歯の裏面を生体用シリコーンというクッションで覆う、まったく新しい義歯の技術です。
生体用シリコーンの弾性が、義歯で噛んだときの歯茎にかかる負担を軽減します。
しかし、コンフォート義歯の作成や装着にはいくつかの注意点もあるため、興味がある方は事前に把握しておきましょう。
コンフォート義歯の作成における注意点としては、費用がかかりやすいことが挙げられます。
生体用シリコーンは、医療機器として認可されているものですが、残念ながら保険が適用されません。
そのため、一般的な義歯と比べると、費用は高額になってしまいます。
具体的には、総入れ歯のコンフォート義歯で25~30万円、部分入れ歯の場合で15~30万円程度の費用がかかるため、経済的な余裕がない方にとっては、お世辞にも気軽に作成できるものだとは言えません。
コンフォート義歯を装着する際の注意点は、なんといっても異物感です。
通常の義歯に対し、生体用シリコーンが使用されたコンフォート義歯は、その弾性と吸着力により、飛躍的に噛む力を増加させることができます。
しかし、その力に耐えられるようにするには、義歯の強度も確保する必要があるため、コンフォート義歯はどうしても厚みが出やすくなります。
このような構造から、人によっては異物感が大きくなり、長時間装着するのが困難になることも考えられます。
こちらはコンフォート義歯に限ったことではありませんが、日々のメンテナンスを怠ると、細菌や汚れが付着し、取り除くのが困難になるというところも、注意点の1つだと言えます。
具体的には、コンフォート義歯を口から取り外し、優しく丁寧にブラッシングした後、水に洗浄剤を溶かし、一晩漬けます。
その後、装着する際は、再度水でブラッシングをする必要があります。
また、このとき汚れを無理に擦って取ろうとすると、稀に生体用シリコーンが剥がれてしまうことがあるため、注意しなければいけません。
ちなみに、コンフォート義歯をブラッシングする場合、刺激が強いため通常の歯磨き粉は使用しないことをおすすめします。
ここまで、コンフォート義歯の注意点について解説してきました。
コンフォート義歯は、日常生活や食事に支障が出ている方にとって、大きな支えとなる技術です。
しかし、コストがかかりやすい点や、異物感に慣れないと使用しづらい点に関しては留意しておきましょう。
また、コンフォート義歯の効果が高いからといって、メンテナンスを怠ってはいけません。
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納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。