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スプリントは、顎関節症の症状がある方が行う代表的な治療です。
専用のマウスピースを装着することで、少しずつ症状を改善させるのを目的としています。
スプリントの装着を検討する方は、使い方について興味があるかと思います。
今回は、スプリント装着のタイミングや期間、注意点について解説します。
スプリントは主に夜間寝るときに装着し、昼間や食事を摂るときには外して生活します。
顎関節症の主な原因である歯ぎしりや食いしばりを防止するものであるため、夜間のみの使用で十分に効果を得られます。
ただし、日中に顎の痛みがある方は、日中に装着しても大丈夫です。
日中も装着することにより、顎の筋肉の緊張が緩和され、噛み合わせを安定させて不快感を減らすことができます。
つまり、朝から晩まで一日中使用しても良いということです。
スプリントを装着する期間は、6ヶ月~1年程度になるケースが多いです。
成人の場合、長年にわたり身に付いた噛み合わせにより、ダメージを受けた顎関節をじっくりと治していかなければいけません。
そのためには、上記くらいの期間が必要です。
また、3ヶ月程度の装着を推奨されることもありますが、短期間の場合は再度顎関節症の症状が現れやすくなります。
そうなると再びスプリントを装着しなければいけないため、再発のリスクを減らすという意味でも、6ヶ月以上は装着することが望ましいです。
スプリントの装着に向いていないのは、歯の少ない方や鼻づまりのひどい方です。
スプリントは患者さんの歯に合わせて作製するものです。
そのため、歯が極端に少なかったり(上下で20本未満)、歯周病で歯がぐらついていたりすると、うまく作製できません。
もし装着できたとしても、固定されずすぐに外れてしまいます。
また、スプリントは基本的に就寝中に装着するものです。
したがって、鼻づまりがある方は、スプリントを装着しながら口呼吸をしなければいけません。
こういったケースは、呼吸がしづらく非常に危険です。
スプリントを装着すれば、顎関節の負担は大きく軽減されます。
また、その後は矯正治療を行うことで、スプリントがなくても正しい位置関係で噛めるようになります。
ただし、スプリントは短期間で完了する治療ではありません。
さらに、歯が少ない方や鼻づまりがある方は使用が難しく、別の治療を受けなければいけない場合もあります。
自身に適用できるかどうかは、歯科医師に相談してみましょう。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。