MENU

ブログ

Blog

【せんげん台の歯医者】コンフォート義歯の歴史|せんげん台駅徒歩3分の歯医者|せんげん台ほんま歯科医院公式ブログ

【せんげん台の歯医者】コンフォート義歯の歴史

コンフォート義歯は、入れ歯の中でも比較的新しいものですが、誕生するきっかけは何だったのでしょうか。

実は、総入れ歯の歴史は、インプラントやブリッジなどとは全く別の変遷をたどっています。

コンフォート義歯が誕生するまでの経緯について、入れ歯の歴史を踏まえたうえで解説します。

 

総入れ歯の歴史

日本で歯を失ったときに装着する総入れ歯は、いつ頃から使われていたのかご存じでしょうか?

実は、意外と古くから総入れ歯はありました。

誕生したのは16世紀から17世紀にかけて、おおよそ江戸時代が始まる頃だといわれています。

当時の総入れ歯には当然レジンなどは使われておらず、木を歯肉の形に合わせて精密に削りだしたものを入れ歯にしていたのです。

当時の世界中の入れ歯の中で、日本の入れ歯は最も進んでいたとされており、明治時代までは木の入れ歯が使用されていました。

職人芸ともいえる高い技術を持って作られていて、非常に丁寧な作りだったからこそ入れ歯として成立したのでしょう。

現代の総入れ歯は歯科用プラスチックのレジンでできたものが主で、歯肉の型取りをしたうえで作製します。

技術が発達したことで、江戸時代の入れ歯と比べるとかなり精密で、大量に生産できるようになったのです。

しかし、木からプラスチックになって扱いやすくはなったものの、解決できなかったのが、硬さです。

木もプラスチックも硬い材料であることは同じです。

入れ歯は柔らかい歯肉と密着した状態になるため、噛んだときに歯肉の下にある骨と入れ歯に挟まれた歯肉が痛くなることがあります。

入れ歯が痛いというのは、総入れ歯が誕生してから今までの間、ずっと変わらないイメージとして残り続けているのです。

しかし、最近は硬い入れ歯に柔らかい生体用シリコンを貼り付けることで、痛みを軽減できるようになりました。

長年多くの人が抱いていた入れ歯の悩みを解決できる技術として生体用シリコンを取り入れたのは、入れ歯の歴史における画期的な進化といってもよいでしょう。

入れ歯の痛みや外れやすさ、間に食べ物が入って痛むといった悩みを持つ人の助けとなるよう、新たにコンフォート義歯が開発されたのです。

 

シリコンを使用するメリット

コンフォート義歯は、レジン製の入れ歯の裏側に柔らかい生体用シリコンを貼り付けて、歯茎と当たる時に痛みが生じないようにした入れ歯です。

歯茎と密着していて隙間がほとんどないため、入れ歯と歯茎の間に食べ物のかけらが入って痛くなる、ということも起こりにくくなっています。

今までの入れ歯に合ったさまざまな悩みを軽減、あるいは解決してくれるのが、コンフォート義歯です。

 

まとめ

入れ歯の歴史は江戸時代から始まっていて、当時は全てが木でできた入れ歯を使用しており、明治時代までその状態が続きました。

歯科用プラスチックのレジンが登場すると、入れ歯もレジン製のものが中心となりましたが、素材が硬いことは変わらず、歯茎にあたる部分が痛いという問題がありました。

コンフォート義歯は、レジン製の入れ歯の裏に生体用シリコンを貼り付けたもので、痛みが軽減されています。

埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!

インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。

納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。