コンフォート義歯は、生体用シリコーンを使用した極めて吸着力の高い義歯です。
しかし、高品質だからといって最初から完璧に使いこなせるというわけではなく、ある程度慣れるまではトレーニングが必要です。
今回は、コンフォート義歯でお肉を食べる際に意識したいポイントについて解説します。
調理の工夫
コンフォート義歯でお肉を食べる場合、最初はやわらかい部位を選ぶのが賢明です。
例えばサーロインなどの赤身肉は、まだ義歯に慣れていない状態でも噛み切りやすいです。
鶏肉や豚肉についても、徐々に慣らしていくことが大切です。
調理法については、煮込んだり蒸したりすることで、少し硬い肉でもやわらかくなります。
さらにお肉をマリネ液に漬け込むと、線維がほぐれて噛み切りやすくなります。
ちなみにステーキなどは、火を通しすぎると硬くなるため、ミディアムレアなどやわらかめの焼き加減にします。
このとき、コンフォート義歯でも噛み切りやすくするため、お肉に隠し包丁を入れておくと効果的です。
食べ方のコツ
コンフォート義歯でお肉を食べるのであれば、一口大またはそれより小さく切ったものを食べるところから始めましょう。
いきなり前歯で直接噛みちぎるのは避けてください。
またお肉は、コンフォート義歯が安定しやすい奥歯で噛むようにします。
さらに、両側で均等に噛むことも大切です。
コンフォート義歯の場合は極めて稀ですが、片側だけで噛むと、義歯がシーそのように浮き上がって外れやすくなることがあります。
ちなみに意外な食べ方のコツとしては、水分を摂ることも挙げられます。
食事中にお肉と水分を一緒に摂ることで、お肉がまとまりやすくなり、飲み込むのが容易になります。
その他のポイント
コンフォート義歯でお肉を食べたときに痛みを感じたり、義歯のズレを感じたりする場合、合っていない可能性があります。
そのため、早急に歯科クリニックで調整してもらいましょう。
また新しいコンフォート義歯の場合、最初の1ヶ月程度は粘膜が慣れていません。
一般的な義歯と比べるとそこまで気にする必要はありませんが、不安な方は1ヶ月程度お肉を避け、慣らし運転をすることが推奨されます。
まとめ
コンフォート義歯は吸着力が高いため、咬合力も飛躍的にアップします。
そのため、基本的にはお肉も問題なく食べられます。
しかしコンフォート義歯の性能に頼りすぎてしまい、無茶な食べ方などをしていると、義歯自体に問題が生じる可能性があります。
そのため、違和感なく食べられるようになるまでは、調理や食べ方を工夫してください。
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