コンフォート義歯は、一般的な義歯に比べて機能性が高いだけでなく、装着時のフィット感も抜群に優れています。
また装着し始めの頃の違和感についても徐々に慣れてきますが、場合によってはなかなか慣れずに苦戦することもあります。
今回は、なかなか違和感が消えない原因について解説します。
シリコーンの厚みによる異物感
コンフォート義歯は、歯茎に当たる部分を生体用シリコーンというやわらかいクッション材で覆うため、従来の入れ歯と比べてその分だけ全体に厚みが出やすくなります。 この厚みやボリューム感の変化が、舌や頬の粘膜にとって異物として強く感じられてしまいます。
装着初期はどうしても口の中が狭くなったような感覚や、発音時の違和感を覚えやすくなります。
しかし、この厚みはシリコーンのクッション性によって歯茎への圧力を和らげるために必要な構造です。
口の筋肉や舌がその体積に少しずつ適応していくことで、時間の経過とともに違和感は自然と薄れていきますが、慣れるまでは発音の練習などを根気強く行うことが大切です。
噛み合わせや適合の微調整不足
義歯のベース自体やシリコーンのクッション層が、患者さんの現在の歯茎の形状や噛み合わせのバランスに完全にフィットしていないと、局所的な当たりや不調和が生じます。 どれほど優れた素材であっても、口の中の粘膜やあごの骨の状態は常に微細な変化をしていて、作り立ての状態や前回の調整からずれることで違和感が拭えなくなります。
この適合のズレを放置したまま我慢して使い続けると、かえって慣れるまでの期間が長引く原因になります。
歯科クリニックでこまめに噛み合わせの当たりや縁の形を削合・修正してもらい、微調整を繰り返すことが、早期に違和感を解消するための不可欠なステップとなります。
心理的な不安や装着不足
「入れ歯はつらいもの」「痛くて噛めないかもしれない」というマイナスなイメージや初期の不快感が強く残ると、脳が過敏に口腔内の刺激をキャッチし、違和感を覚えてしまいます。 また、違和感やわずらわしさを避けるために日中外している時間が長くなると、いつまで経っても舌や頬の筋肉が入れ歯に適応できなくなります。
違和感を乗り越えて早く慣れるためには、多少の不快感があってもできる限り毎日装着を継続し、脳と口腔内に対象物を当たり前のものとして学習させることが重要です。
心を安定させ、前向きに使い続けることが適応への近道になります。
まとめ
コンフォート義歯は、通常の義歯に比べて慣れるまでの時間も早いです。 しかし、慣れというものには個人差があり、冒頭で触れたように一向に慣れないというケースも決して珍しくはありません。 もしなかなか慣れないのであれば、歯科クリニックに相談して調整してもらったり、患者さん自身で工夫をしたりすることが求められます。 埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい! インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。 納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。



