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スプリントは、歯ぎしりで歯に加わる力を分散し、歯が割れるのを防いだり、顎関節のズレを改善したりする効果のある治療です。
今回は、スプリントの仕組みや装着時間、正しいメンテナンスの方法などについて解説しますので、治療に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
スプリントは、上下の歯が直接噛み合わないよう、その間に装着するクッションのようなものです。
スプリントがあることにより、歯ぎしりをしても直接歯に負荷がかからず、歯の摩耗、詰め物の破損などを防止することができるという仕組みです。
また、顎の関節にかかる力も軽くなるため、顎関節症の予防にも効果的です。
さらに、スプリントを装着することにより、噛み合わせの位置が通常よりも高くなるため、顎の緊張が解消されるという効果もあります。
スプリントは、基本的に就寝時にのみ装着します。
こちらは、睡眠時の歯ぎしりや食いしばり、筋の緊張の軽減が主な目的であることが理由です。
日中や長時間の使用はできる限り避け、もし使用したいのであれば、歯科クリニックの医師に相談してください。
また、もし日中に装着するのであれば、そのまま喫煙をするのは控えましょう。
タバコには、ニコチンやタールといった化学物質が含まれていて、こちらがマウスピースを変色させたり、素材に悪影響を及ぼす原因になったりすることがあります。
コーヒーや紅茶、赤ワインといった色が付きやすい飲み物も、装着時は避けるべきです。
スプリントを外した後は、必ず歯ブラシを使って水洗いを行います。
週に1回程度、リテーナー洗浄剤もしくは入れ歯洗浄剤を使用することで、より清潔さを保つことができます。
使用する歯ブラシはなるべく柔らかめのものを選び、研磨剤入りの歯磨き粉は使わないようにします。
研磨剤を使用すると、スプリントに細かいキズがついてしまい、そこから雑菌が入り込み、菌の温床になってしまうことがあります。
また、スプリントは熱に弱いため、60°以上の熱湯に浸したり、かけたりしてはいけません。
ちなみに、同様の理由で、夏場の直射日光が当たる場所での保管も避ける必要があります。
ここまで、スプリントの仕組みや装着時間、メンテナンスの方法などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
スプリントを使用するのであれば、仕組みなどについて事前にある程度把握しておく必要があります。
また、メリットやデメリットも把握した上で、他の治療法と比較し、どれがもっとも自身に適しているかを見極めることも大切です。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。