ブログ
Blog
ブログ
Blog
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の歯茎が炎症を起こすことで、歯周病と似た症状が現れるのが特徴です。
通常の歯周病より進行速度が速く、初期段階で治療しなければ炎症が広がり、痛みや不快感につながります。
今回は、インプラント周囲炎の主な原因について解説します。
糖尿病の方は、インプラント治療を受けた後、インプラント周囲炎を引き起こす可能性が高くなります。
なぜなら、免疫力が低く細菌に感染するリスクが高いからです。
また高血糖のために血流が悪い状態であれば、インプラントと骨が結合するのを阻害してしまうこともあります。
さらに糖尿病の方はインスリンの産生量が不足しやすいため、傷の治癒に必要な栄養や酸素が不足し、治癒力が低下してしまうことも考えられます。
そのため、糖尿病を持つ方はインプラント治療を断られるケースもあります。
ちなみにインプラント治療中に眠気やだるさ、痙攣などの症状が見られる場合、低血糖発作を起こしている可能性があります。
喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるだけでなく、インプラントの寿命を短くする原因にもなります。
こちらはニコチンの影響や、唾液量の分泌が関係しています。
タバコに含まれるニコチンには免疫力を低下させる性質があり、継続的に喫煙することで歯茎が炎症を起こしやすくなります。
また喫煙によって唾液の分泌量が少なくなると、口内が乾燥し、インプラント周囲炎の原因となる細菌が活発に活動します。
そのため、インプラント治療後は、歯科医師から指示があるまで喫煙を控えることが望ましいです。
目安としては、最低でも治療後2週間程度は禁煙することが推奨されています。
貧血を起こしたことが原因で、インプラント周囲炎を発症するケースもあります。
貧血は、血液中の酸素を運搬する赤血球のヘモグロビン濃度が減少し、全身で酸素が不足してしまう状態です。
鉄分不足やストレスなどさまざまな原因によって発生し、主に立ちくらみや息切れ、めまいやふらつき、頭痛などの症状が出ます。
また貧血によって組織が酸素欠乏に陥ると、術後感染を引き起こしやすくなり、インプラント周囲炎を発症することがあります。
インプラント周囲炎は、歯茎だけでなくインプラントそのものにも影響を与える感染症です。
最悪の場合、治療後のインプラントが定着せずにぐらつきが生じ、根元から抜け落ちてしまうことも考えられます。
そのため、まずは自身の体調を万全にし、なおかつインプラント周囲炎のリスクが高まる生活習慣を控えなければいけません。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。