インプラント治療を受けることのメリットとして、天然歯と同じように食事を楽しめるという点が挙げられます。
しかし、治療直後は患部の経過に注意しながら、少しずつ食べるものの範囲を広げていくことが望ましいです。
今回は、インプラント治療を受けた直後にステーキを食べない方が良い理由について解説します。
硬さがあるから
ステーキはごちそうの代表格であり、近年は手軽に食べられる場所も増えてきました。
しかし、ステーキは数ある肉料理の中でも厚みがあり、一定の硬さもあります。
そのため、定着したばかりのインプラントとは相性が悪いと言えます。
具体的には、咀嚼することで患部に刺激が加わり、傷口が開いたり出血したりする可能性があります。
さらに、せっかく固定された人工歯根にも影響を与え、安定感が減少してしまうことも考えられます。
熱いから
インプラント治療直後のステーキを避けるべき理由としては、温度が高いことも挙げられます。
食事の美味しさを増幅させるにあたって、温度は非常に重要です。
特にステーキのような分厚いお肉は、温度が高いことでジューシーさを増し、美味しく食べることができます。
しかし、熱い食べ物はインプラント治療後の傷口を刺激したり、痛みや腫れを引き起こしたりするリスクがあります。
治療箇所でこのような症状が出ると、インプラント治療後もすぐ歯科クリニックに通わなければいけなくなるため、注意してください。
香辛料が使用されているから
香辛料が使用されていることも、インプラント治療直後のステーキを避けるべき理由の一つです。
ステーキは辛みのあるペッパーや唐辛子、ジンジャーやマスタード、ワサビなどで味付けされることも多いです。
スパイシーなステーキは非常に食欲をそそりますが、これらも硬いものや熱いものと同様、患部の痛みや腫れ、出血を引き起こすことがあります。
また香辛料を摂取すると血流が良くなるため、出血がある場合はなかなか止まらなくなることも考えられます。
出血した状態が続くと、インプラントの治療箇所を含む口内環境は非常に悪くなります。
まとめ
これまで歯がなかった方は、インプラント治療を受けた後、硬いステーキなどを食べたくなるでしょう。
しかし、分厚いステーキはインプラント直後の食事としては相性が悪いため、少し経過を見てから食べるようにしましょう。
またステーキでなくても、極端に熱いものや香辛料が含まれているものについては、可能な限り控えることをおすすめします。
どうしても食べたい場合は、歯科医師に相談してください。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。