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通常、就寝中に装着するスプリントは、顎関節症による歯ぎしりや食いしばりの負担を抑えるために使用されます。
そのため、これらの症状に悩む方には打ってつけですが、中にはあまり向いていない方もいます。
ここからは、スプリントをおすすめできない人の主な特徴について解説したいと思います。
スプリントを装着することにより、スムーズに顎を動かせます。
また、しばらく使用することにより、筋の緊張を取り除くことで、顎関節の位置が理想の位置に近づいたら、その位置を目標に矯正や被せ物で歯の噛み合わせを治療し、スプリントを使用しなくても、正しい位置関係で噛めるようにします。
しかし、スプリントを作製するときは、歯の形状などに合わせて作製するため、そもそも歯の本数が少ない方は、スプリントを固定することができず、すぐに外れてしまいます。
つまり、顎関節が理想の位置に近づくまでに、スプリントを使用できなくなる可能性があるということです。
スプリントは、主に顎関節症の症状を抑えるためのものですが、稀に長期間使用することで、噛み合わせが変化することがあります。
下顎を数ミリ前に移動させることにより、顎関節症の症状を改善させるのがスプリントの役割ですが、このとき下顎を前に出した後、戻ろうとする力が装置から歯並びに伝わるケースが見られます。
その結果、下の歯が外側に傾き、上の歯が内側に傾くことで、噛んだときに奥歯が開いた状態になることがあります。
もちろん、こちらはすべての方に当てはまることではありませんが、少しでも噛み合わせの変化を避けたいという方は、スプリント以外の治療法も検討してください。
未成年の方、特にまだ小学生などの幼い子どもにも、スプリントはおすすめできません。
先ほども触れたように、スプリントはその方の歯や顎の形状などを考慮して作製します。
しかし、幼い子どもは顎や顔全体の発育が激しいことから、すぐに作製したスプリントが合わなくなってしまいます。
こちらは、使用時の痛みや強い違和感、治療費の増加などにつながります。
ここまで、スプリントをおすすめできない方の特徴をいくつか挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか?
歯ぎしりや食いしばりなどの自覚症状がある方は、スプリントの装着を検討すべきですが、そのときは自身がスプリントに向いているかどうか、前もって確認しておきましょう。
前述したことのほか、神経質な方や、慢性的に鼻が詰まっている方などにも、スプリントの使用はあまりおすすめできません。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。