スプリントは、就寝時にマウスピースを装着し、歯ぎしりによる歯の摩耗や詰め物の破損などを防止する治療です。
しかし、装着し始めの頃は特にマウスピースに慣れていないため、なかなか寝付けないことが考えられます。
今回は、スプリント治療で眠れない場合の対策について解説します。
神経質な方は特に眠れなくなる
スプリント治療は、就寝時のみマウスピースを装着するものですが、装着時はある程度口内に違和感が生じます。
そのため、睡眠にはある程度の影響が出ます。
特に少しの違和感でも気になってしまう神経質な方や、睡眠方法に強いこだわりを持っている方などは、寝付けない日が続くことが考えられます。
睡眠不足はあらゆる体調不良の原因になってしまうため、スプリント治療で眠れないという状況は必ず改善しなければいけません。
眠れないからといって焦りは禁物
スプリント治療でなかなか寝付けなかったとしても、焦りは禁物です。
なかなか寝付けないときに「眠ろう、眠ろう」と思うほど、頭は冴えてしまいます。
目が覚めている覚醒状態から睡眠に移行するためには、自律神経系が交感神経優位から副交感神経優位に切り替わる必要があります。
しかし「眠らなければ」と考えると緊張が高まり、交感神経が優位な状態へと進みます。
このような状態になると、ますます眠れなくなるという悪循環に陥ります。
眠るために大切なのは、とにかくリラックスをすることです。
リラックスをすれば緊張が和らぎ、徐々に副交感神経が優位になって眠りにつきやすくなります。
スプリント治療で眠れない場合の対処法
スプリント治療でなかなか眠れない方は、就寝前にリラックスできる環境を整えましょう。
例えば温かいお風呂に入ったり、アロマを焚いたりすることにより、リラックス効果が得られます。
好きな音楽を聴きながら寝るのも効果的です。
また寝具の工夫も、快適な睡眠につながります。
枕の高さや硬さ、マットレスの硬さなど、自身に合った寝具を選ぶことも大切です。
その他部屋の湿度や温度、明るさなどを調整し、快適な睡眠環境をつくることも意識しましょう。
まとめ
スプリント治療は、神経質でなかなか眠れない方には向いていません。
それでも、快適に眠れるような工夫をすることで、効果は得やすくなります。
またどうしても眠れないときは、一度起き上がってベッドから離れ、本を読むなどして穏やかに過ごす方法がおすすめです。
スプリント治療は歯ぎしりが起きなければ効果を発揮しませんが、横になって眠れないよりは起きて眠くなる状況をつくる方が大切です。
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