スポーツマウスピース(マウスガード)はどのようにして作成しているのか

スポーツによっては装着を義務付けられていて、使用することでパフォーマンスも向上するといわれているスポーツマウスピースですが、オーダーメイドで作成する場合はどのような流れで作られるのでしょうか？

オーダーメイドのスポーツマウスピース作成方法について、解説します。

市販品とオーダーメイド

スポーツマウスピースは、ボクシングなどの格闘技やアメフト、ラグビーなど激しくぶつかり合うスポーツでは装着を義務付けられていたり、推奨されていたりします。

そのため、スポーツを始めるにあたってスポーツマウスピースを用意したいという方や、ずっと使ってきたので新しいものが欲しいという方は少なくないでしょう。

スポーツマウスピースは、スポーツ用品店などで購入することも可能です。

しかし、より高い保護性能やパフォーマンスの向上を望むのであれば、自分の歯並びや嚙み合わせに合わせたオーダーメイドのものを使用するべきでしょう。

スポーツマウスピースは、歯科医院で作成できます。

市販されているものでは形を変えられないこともありますが、オーダーメイドなら自分の口にピッタリのものが出来上がるでしょう。

スポーツマウスピースには、歯やあごを守ったり脳震盪を防いだりする効果もあるのですが、市販のものでは、やはりそういった効果もあまり期待できないのです。

装着している効果を高めるには、やはりオーダーメイドがおすすめです。

では、スポーツマウスピースを作成するにはどのような工程があるのでしょうか？

一歯科医院でマウスピースを作成する際は、まず口腔トラブルを解消することから始まります。

虫歯などがある場合は、マウスピースの作成より先に治療します。

※治療よりも作成を優先したい場合には、これに限りません

治療によって、歯の形が変わってしまうことがあるからです。

それが終わると、型取りを行います。

型取りに合わせて、スポーツマウスピースを作成します。

出来上がったら、実際に装着してみて直すところがないかをチェックします。

微調整を行ったら完成となり、使用できるようになります。

オーダーメイド品は、定期的に歯科医院に持ち込んで細かい部分を調整してもらうことが可能です。

また、使用を続けると破損や摩耗で十分な効果がなくなるので、ある程度使用したら新しいものを作成しましょう。

スポーツマウスピースを作成するのには、それほど長い時間はかかりません。

しかし、虫歯がある場合はまずそれを治療することになるため、作成に取りかかるまでにかかる時間は長くなるでしょう。

虫歯がある場合はすぐに作成できないこともある、という点に注意してください。

また、完成したらメンテナンスをしっかりと行って、長く使用できるようにしましょう。

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