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インプラントは、これまでになかった咀嚼力や会話のしやすさを実現するだけでなく、耐久性にも優れています。
しかし、一切トラブルが発生しないというわけではありません。
今回は、インプラントの治療時や装着時に発生するトラブルと、その対処法について解説したいと思います。
インプラントは、顎の骨に埋め込んだ後、時間をかけてゆっくりと骨に定着していきます。
しかし、細菌感染による炎症反応が長引くことなどにより、なかなか定着しないこともあります。
このような場合は、インプラント本体を取り出し、新たにすぐ横の健全なところへ埋入するか、傷が治るのを待って、同じところに再埋入することで対処します。
この際、基本的に追加の費用はかかりません。
インプラントは耐久性の高い素材でできていますが、転倒など瞬発的な負担がかかった場合、または歯ぎしりや噛み合わせの不調など、継続的な負担がかかった場合、破折する可能性があります。
また、このようなアクシデントを防ぐことは非常に難しいですが、口内全体の噛み合わせも考慮した治療設計に基づいた治療と、治療後の定期的な検診を受けた上で、日頃のメンテナンスをしっかり継続すれば、破折を予防することは可能です。
ちなみに、インプラントの破折は、その状態によって対処法が変わります。
人工歯に破折やヒビが見られる場合、インプラント体に問題がなければ、上部構造だけ取り外し、人工歯部分を修復することができますが、連結部のアバットメントが破損している場合は、その部分の修理と調整、人工歯との再連結が必要になります。
インプラントに使用される金属は、一般的に金属アレルギーが起こりにくいチタン製ですが、こちらは100%金属アレルギーが起こらないとは限りません。
もし、治療後に金属アレルギーが起こってしまったら、かゆみや炎症などを引き起こすことがあります。
また、インプラントの埋入によってアレルギー反応が見られる場合、パッチテストによってアレルゲンを特定し、金属の除去などの処置を行います。
ちなみに、事前にパッチテストを受けていれば、金属アレルギーが出る心配はありません。
ここまで、インプラントの治療時、装着時に発生するトラブルとその対処法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
インプラント治療は、時間をかけてゆっくり丁寧に行うものであり、きちんと定着するまでは、十分トラブルが発生する可能性があります。
そのため、事前にトラブルの種類や対処法を知っておくのはとても重要です。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。