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スプリントは、顎関節症の症状を改善させるためのマウスピース型の装置です。
また、顎関節症を発症する原因の一つに、就寝中の歯ぎしりが挙げられますが、スプリントは歯ぎしりを予防する役割も果たします。
今回は、スプリントによって防止できる歯ぎしりの種類について解説します。
スプリントで防止できる歯ぎしりの種類としては、まずグライディングが挙げられます。
こちらは、上下の歯を強く噛んだ状態で横に滑らせ、擦り合わせる動きのことであり、もっとも歯にダメージを与える歯ぎしりです。
歯の削れる部分が大きく、歯が擦り減って平らになるという特徴があります。
また、グライディングは基本的に寝ているときに行う方が多いですが、起きている間に行っている方も少なくありません。
就寝中のグライディングにおける負担であれば、スプリントを装着したまま寝ることで軽減できます。
クレンチングは、歯ぎしりの一種であり、食いしばりや噛み締めと呼ばれることもあります。
上下の歯をグッと強い力で噛み込むことで、グライディングのように横に擦り合わせることはありません。
音が出ないために、自覚している方も少ないです。
また、クレンチングをしている方は、頬の筋肉に力が入るために、その部分が硬く膨らんで見えることがあります。
人は1日の中で、食事や会話などの際、上下の歯を噛み合わせるという行動を必然的に行っていますが、こちらの時間はトータルで5~20分と言われています。
一方、クレンチングがある方は、こちらの時間が大幅に増え、さらに強い力が加えられているため、スプリントで改善する必要があります。
タッピングは、上下の歯を繰り返し接触させ、カチカチと音を鳴らす行為です。
こちらの行動自体は強い力が伝わらないため、そこまで歯や顎に負担をかけることはありません。
しかし、タッピングが生じるケースは少なく、こちらがグライディングやクレンチングのきっかけになることも多いです。
そのため、まだ他の歯ぎしりが出る前に、スプリントによって改善すれば、顎関節症のリスクも軽減できます。
ここまで、スプリントによって防止できる歯ぎしりの種類について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
歯ぎしり自体は、総じて歯や顎に悪影響を及ぼすものですが、その程度や種類には個人差があります。
ただし、自覚がない方は、知らない間にどんどん歯を擦り減らしていったり、顎の負担を大きくしたりするため、起床時や日中に少しでも違和感があれば、早急に歯科クリニックに相談してください。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。