ブログ
Blog
ブログ
Blog
スプリントは主に顎に痛みを感じる方や、就寝中の歯ぎしり、食いしばりが気になる方におすすめのマウスピースを使った治療法です。
しかし、スプリントを装着することにより、逆に痛みが発生してしまうというケースもあります。
今回は、スプリントの装着後に痛みが出る主な原因について解説します。
装着したスプリントが口内に強く当たることにより、歯の痛みが出ることがあります。
特に前歯は痛みが出やすく、場合によってはなかなか寝付けないことも考えられます。
ただし、こちらの痛みは歯科クリニックでスプリントの調整を行うことで改善できます。
また厚みの薄いスプリントを使用したり、やわらかい材質でできたスプリントに交換したりすることでも、痛みはやわらぎます。
ちなみに、スプリントの装着後には、歯だけでなく顎が痛むこともあります。
顎の痛みは主に歯ぎしりや強い食いしばりによるもので、多くのケースでは起床後数分~1時間程度で治まります。
スプリントを装着し始めた最初の数日間は、特に顎が痛くなりやすいです。
こちらは口に異物を入れている感覚に慣れるまで、ある程度時間がかかるからです。
また装着し始めの痛みの原因には、歯ぎしりや食いしばりだけでなく、スプリントの構造も関係しています。
スプリントを装着すると、これまでよりも噛み合わせが高くなり、唇を閉じにくくなります。
唇を閉じにくくなると、顎関節症の症状が悪化して痛みにつながるという仕組みです。
スプリント自体には特に問題がなかったとしても、普段と異なる位置で固定している場合、痛みが出やすくなります。
特に顎関節症の症状を発症している方は、起床時に顎の違和感が出やすく、目覚めたときに顎の位置を無意識に戻そうとして、大きな音が鳴ることもあります。
顎の異音は当然顎関節へのダメージやさらなる痛みにつながります。
このような症状が見られる方は、寝る前や起床後に顎周辺を軽くマッサージしたり、歯科クリニックでスプリントの調整を行ったりすることが大切です。
スプリントは主に顎関節症の症状をやわらげるために装着するものですが、装着すれば一切痛みがなくなるというわけではありません。
やはり慣れるまでにはある程度の時間がかかりますし、適合性が悪いと痛みが出ることは十分にあります。
このような痛みは我慢していても解決する可能性が極めて低いため、無理にスプリントの使用を継続せず、早急に歯科クリニック相談しましょう。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。