【越谷市せんげん台でスプリント】スプリントに使用されるアクリル樹脂とは?

スプリント治療は、顎関節症の治療の一環として行われます。
またスプリント治療はマウスピースを用いるものですが、こちらの主要な材料にはアクリル樹脂というものが使用されています。
今回はこちらのアクリル樹脂における概要や主な役割、使用上の注意点などについて解説します。

目次

アクリル樹脂の概要

アクリル樹脂は、アクリル酸エステルやメタクリル酸エステルを主成分とする合成樹脂材料です。
アクリルレジンとも呼ばれます。

歯科治療においては、主に入れ歯の土台部分の材料として使用されます。

また詰め物や被せ物に使用されることもあり、加工の容易さや審美性、経済性などのメリットがあります。

ちなみに歯科治療で使用されるレジンは、広義ではアクリル樹脂を含む合成樹脂全般を指します。
アクリル樹脂の他にはコンポジットレジンというものがあり、こちらはアクリル樹脂よりも強度と審美性に優れています。

スプリント治療におけるアクリル樹脂の役割

アクリル樹脂は、スプリント治療で使用するマウスピースの主要な材料でもあります。

スプリント治療は、顎関節症の原因である歯ぎしりや食いしばりによる負担を軽減するためのものです。
そのため、耐久性のある硬質アクリル樹脂が一般的に使用されます。
アクリル樹脂は丈夫であるため、歯ぎしりや食いしばりの強い力にも耐えられます。

またアクリル樹脂のマウスピースは、当然患者さん一人ひとりの歯型に合わせて個別に成型されます。

ちなみに、アクリル樹脂の場合は歯科医師が患者さんの顎の状態や症状に合わせて、1/10単位で微調整を行うことが可能です。

アクリル樹脂における使用上の注意点

スプリント治療のマウスピースで使用されるアクリル樹脂は、熱に弱いという特徴があります。
そのため、熱湯に入れると変形するおそれがあります。
こちらを避けるためには、洗浄する際に必ず水を使用しなければいけません。

さらに口の中に入れる装置であるため、使用後は常に清潔に保つ必要があります。
清潔な状態で保管していなかった場合、細菌などが増殖してしまい、スプリントを装着している間に虫歯や歯周病のリスクが高まりやすくなります。

まとめ

スプリント治療では、治療に適した最適な素材を採用したマウスピースを用います。
またマウスピースに使用されるアクリル樹脂は、硬さがありつつも成形や修正がしやすいという特徴を持っています。
ただし、患者さんの使い方によっては劣化が早まったり、破損したりするおそれがあるため、あくまで大切に使用することを忘れてはいけません。
もちろん、こちらはすべてのマウスピースや入れ歯などに言えることです。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちし

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