コンフォート義歯はとても優れた品質の義歯ですが、問題なく使い続けるためには日々のメンテナンスが必要不可欠です。
またコンフォート義歯のメンテナンスの一つに洗浄剤の使用がありますが、長時間浸けすぎるとどのようなデメリットが生まれるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。
シリコーンの劣化と剥がれ
コンフォート義歯の最大の特徴は、歯茎に当たる部分に施されたやわらかい特殊な生体用シリコーンです。
しかし、洗浄剤に長時間浸けすぎると、このシリコーン部分が化学成分の影響を過剰に受けてしまいます。
結果として、シリコーン本来の柔軟性が失われて硬化したり、逆にふやけてボロボロになったりする変質を招きます。
さらに最悪の場合、プラスチックの土台とシリコーンを接着している強度が低下し、シリコーン自体がペロンと剥がれてしまう原因になります。
シリコーンが傷むと、装着時のクッション効果や吸着力が失われ、痛みや外れやすさが発生するため、修理や再作製が必要になります。
義歯の変色や金属の腐食
洗浄剤への過度な浸け置きは、義歯全体の見た目や強度にも悪影響を及ぼします。
義歯のベースであるプラスチック部分は、水分や化学成分を吸収しやすい性質があるため、必要以上に長時間放置されると、ピンク色の土台が白っぽく変色・退色することがあります。
また、部分入れ歯などで金属のバネや補強用の金属床が使われている場合、洗浄剤の酸化作用によって金属表面が黒ずんだり、サビを伴う腐食が進んだりします。
特にコンフォート専用洗浄剤“クリネ”ではなく、市販の強力な漂白成分を含む洗浄剤を誤って長時間使用すると、これらの劣化の進行が一段と早まるため、とても危険です。
口内粘膜への刺激と健康被害
意外と見落とされがちなのが、浸けすぎた後の洗浄液の残留による口の中への健康被害です。
長時間浸けっぱなしにした入れ歯は、シリコーンの細微な隙間にまで洗浄成分が深く染み込んでしまいます。
これを流水で十分にすすがずに装着すると、残留した強い化学成分が直接歯茎や舌の粘膜に触れ、ピリピリとした痛みや赤みや口内炎などを引き起こすおそれがあります。
また何日も同じ洗浄液を交換せずにつけっぱなしにしていると、液中で剥がれ落ちた細菌やカビが繁殖し、衛生面を悪化させて口臭や粘膜トラブルの引き金にもなります。
まとめ
冒頭でも触れた通り、コンフォート義歯を洗浄剤に浸けることは、必要不可欠なメンテナンスの一つです。 しかしあまりにも浸ける時間が長かったり、頻度が多かったりすると、かえって寿命を縮めてしまうことにつながります。 正しいメンテナンスの方法は、専用の洗浄剤を使用し、パッケージに記載された通りの使い方を実践することです。 埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい! インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。 納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。



