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インプラント治療はきちんと治療計画を立てた上で、患者さんの失った歯をカバーし、咀嚼機能や発音機能の改善を図る治療です。
また、こちらの治療計画で用いられる方法として、トップダウントリートメントというものがあります。
今回は、トップダウントリートメントの概要や種類などについて解説します。
トップダウントリートメントは、患者さんの思惑通りのインプラント治療を実現するための方法です。
具体的には、患者さんが求める審美性と機能性を兼ね備えた仕上がりになるよう、理想的な人工歯根の埋入位置を最初に決め、その位置に持ってくるにはどうするかを考えます。
その位置の顎の骨に厚みがなければ骨造成をして厚みを出し、高さがなければ骨移植などをして高くし、患者さんの要望に応えます。
近年は骨移植法などの発達に伴い、インプラント治療のコンセプトとしてトップダウントリートメントが浸透しています。
インプラント治療のトップダウントリートメントには、補綴主導型と外科主導型の2種類があります。
補綴主導型は最初に治療のゴールを補綴的(どのような歯をつくるかから)に検討し、模型やCT画像などを用いて、治療前にシミュレーションする方法です。
一方、外科主導型は歯槽骨の状況などに応じて、骨に合った位置にインプラントを埋入する方法です。
従来は外科主導型が一般的でしたが、1990年代後半頃から補綴主導型が主流になってきました。
またトップダウントリートメントは、患者さんの理想通りのインプラント治療を実現するだけでなく、十分な治療の内容やリスクについて説明を受けられる点もメリットです。
トップダウントリートメントに必要な工程は、咬合診査やCT撮影です。
過度に咬合の負担を受けていた歯は、インプラント治療後も同じように負担が大きくなり、脱落につながるおそれがあります。
そのため、前もって注意深く咬合を診査する必要があります。
またCT撮影を行えば、具体的なインプラントの位置について、三次元的な画像データを用いて計画することが可能です。
トップダウントリートメントがなければ、インプラント治療が失敗する可能性が極めて高くなります。
例えば、治療後の痛みや炎症がひどくなったり、うまく人工歯根が固定されず、動揺や脱落が見られたりといった失敗です。
そのため、インプラント治療を受けるのであれば、トップダウントリートメントにより力を入れている歯科クリニックを選ぶべきです。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。