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インプラントには、主にチタンという金属が使用されます。
チタンは原子番号22番の元素であり、さまざまなメリットがあることから航空機やロケット、アクセサリーなど幅広い分野で活用されています。
今回は、インプラントで使用されるチタンの主なメリットについて解説します。
インプラントで使用されるチタンには、骨と強く結合するという特徴があります。
インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その後人工歯根と顎の骨の結合を待ちます。
このときチタンが埋め込まれることで、顎の骨の周りに新しい骨組織が取り付いてきます。
これにより、チタンの表面の細かい部分まで骨組織が入り込み、しっかりと結合されます。
またしっかり結合された歯は、自身の歯のように使用することができます。
食事はもちろん、発音にも良い影響をもたらします。
インプラントで使用されるチタンは、生体親和性の高い金属として有名です。
生体親和性とは、人工歯や関節などが人体とうまく合うかどうかを表す言葉です。
体内での拒絶反応が少ない、または全くない場合を指しています。
通常の金属は、体内に入ると異物として身体に認識されてしまい、拒絶反応を起こすことがあります。
一方、チタンは身体が異物として反応することが少ないため、金属アレルギーを起こす心配はほとんどありません。
そのため、金属を使用した治療が不安な方にとっても安心です。
耐久性や耐食性が高いという点も、インプラントで使用されるチタンのメリットです。
チタンの強度は、同じ金属である鉄の2倍、アルミの3倍ほどと言われています。
そのため、強い衝撃で割れてしまったり、折れてしまったりするリスクは低いです。
インプラント治療後、硬い食べ物を噛むときも、破損や変形のリスクは低くなります。
また、チタンは表面の酸化皮膜を形成することができるため、酸化しにくいという特徴があります。
酸に強く、溶けにくいそして錆びにくい金属であるため、酢やクエン酸など口にする機会の多い酸性のものにも耐食性を発揮します。
インプラント治療で主にチタンが使用されることには、きちんとした理由があります。
生体親和性や骨との結合力、耐久性などを考慮すると、チタンがもっともインプラントに使用するのに向いている素材だということです。
ちなみに、インプラントではジルコニアなど、チタン以外の金属が使用されることもあります。
もし取り扱いのある歯科クリニックであれば、これらの特徴についても質問しておきましょう。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。