糖尿病を患っている方や、心疾患を患っている方、虫歯や歯周病がある方などは、すぐにインプラント治療を受けることができません。
また免疫力が低下している方に対しても、インプラント治療は基本的に禁忌となっています。
今回は、免疫力がインプラント治療の可否に関係する理由、免疫力が低下する原因について解説します。
免疫力が低下しているとインプラント治療を受けられない理由
免疫力が著しく低下している方は、感染症のリスクが高いことから、原則インプラント治療を受けることができません。
インプラント治療は、歯茎を切開するなどの外科治療を伴うものです。
そのため、患部から細菌感染が起こるリスクを完全に排除することはできません。
またある程度免疫力が保たれていれば、細菌に抵抗することができますが、免疫力が下がっていると細菌の侵入や攻撃を許してしまい、感染症を引き起こします。
免疫力が低下する原因
免疫力が低下する原因としては、まず生活習慣の乱れが挙げられます。
具体的には睡眠不足や運動不足、偏った食生活や喫煙・飲酒などが該当します。
睡眠不足や運動不足は、免疫細胞の活性化を抑制し、免疫力の低下を招きます。
また栄養バランスの偏った食事は、免疫細胞の生成に必要な栄養素が不足し、免疫力が下がる原因になります。
さらに、喫煙や飲酒についても、免疫細胞の機能低下を招く良くない習慣です。
ちなみに、身体が冷えることも免疫力の低下につながるため、特に寒い時期はなるべく冷えないように注意しなければいけません。
ストレスや疾患なども免疫力が低下する原因
慢性的なストレスは、免疫細胞の働きを低下させることがあります。
また一時的なストレスであっても、睡眠不足や食生活の偏りなどを引き起こす可能性があることから、免疫力とは無関係とは言えません。
その他、疾患を抱えている方も、免疫力は人より弱くなることが考えられます。
例えばがんやエイズなど特定の疾患を患っていたり、疾患によって自律神経のバランスが崩れていたりする方は、免疫力にも問題があります。
さらに妊娠など、女性ホルモンの変動が原因になることも考えられます。
まとめ
普段の生活が全体的に乱れがちな方は、免疫力が下がってしまい、インプラント治療を断られる可能性があります。
もし生活習慣が原因なのであれば、その内容を改善すれば比較的すぐに治療を受けられるかもしれません。
しかし疾患や妊娠などが原因で免疫力が下がっている場合、インプラント治療を受けるまでにはある程度の時間を要します。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。