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人の歯は成長するにつれて、乳歯から永久歯に生え変わります。
また、生え変わりは通常12歳頃までに完了するものですが、中には“大人乳歯”が残っている方もいて、こちらはインプラントでの治療がおすすめです。
今回は、大人乳歯の概要やデメリット、インプラントが向いている理由について解説します。
大人乳歯は、乳歯が生え変わらず、そのまま残ってしまう状態です。
こちらは、永久歯の先天性欠如とも呼ばれるもので、生まれつき永久歯の芽である歯胚が顎の骨の中に存在しないことで引き起こされます。
通常、歯胚は成長とともに乳歯の根を溶かし、乳歯を抜けやすくして永久歯として生え変わりますが、歯胚がないと乳歯が抜けることなく残り続けてしまいます。
大人乳歯をそのままの状態にしておくと、さまざまなデメリットが生じます。
最初に起こるのは、歯並びの悪化です。
乳歯と永久歯は性質が異なるため、大人乳歯が混じっていると、歯に隙間ができたり、凹凸ができたりして、歯並びが悪くなります。
こちらは、見た目の影響はもちろん、食事の噛みごたえにも影響が出ます。
また、大人乳歯は、通常の永久歯と比べて虫歯のリスクが高いです。
大人乳歯という名称ではあるものの、それは乳歯が残ってしまったものであるため、大人の歯とは言えません。
そのため、虫歯を発症するケースは増え、必然的に歯科クリニックに通う頻度も増加します。
インプラントで大人乳歯の治療を行う際は、抜歯即時インプラントという、抜歯後にインプラント手術を行う方法が適応されるケースが多いです。
こちらの方法は、抜歯した直後の骨の吸収を防止し、治療期間を短縮できるという特徴があります。
また、インプラントを埋め込むために、歯茎を切開したり、剥離したりする必要がないため、痛みが出にくく、肉体的な負担が少ないのもメリットです。
もちろん、抜歯後にすぐインプラント治療を行うことから、通院回数も減らすことができます。
抜歯即時インプラントは、歯周病が進んでいる場合や、病巣が大きい場合は適応できないことが多いですが、大人乳歯の場合にはほとんど問題なく適応できます。
ここまで、大人乳歯の概要やデメリット、インプラントで治療すべき理由などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
自身では特に問題を感じていなかったとしても、大人乳歯を放置することは多くのデメリットにつながります。
インプラントであれば、入れ歯やブリッジよりも少ないリスクで大人乳歯の治療ができます。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。