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インプラント治療は歯をカバーする代表的な治療の一つです。
老若男女問わず、近年は選択する方も非常に増えています。
しかし口内環境に問題がある方は、治療の際に注意しなければいけません。
今回は、歯周病を患っている方のインプラント治療について解説したいと思います。
結論からいうと、歯周病の方はインプラント治療を受けるのが難しいです。
なぜなら治療のリスクが極端に高まるからです。
歯周病が進行すると骨が吸収されます。
骨吸収が進んでいる場合、そのまま人工歯根を埋め込んでも支えられません。
また歯周病を患っているということは、口内に多くの歯周病菌がいるということです。
よって、人工歯根を埋入すると細菌感染のリスクが高くなります。
インプラントは天然歯よりも細菌に感染しやすく、進行しやすいという特徴があります。
歯周病の症状が出ている状態では、インプラント治療を受けるのは難しいです。
ただし、事前に歯周病治療を受けてからであれば治療可能です。
歯周病治療は、適切なプラークコントロールを目的としています。
また歯周病のリスクファクター(危険因子)であるプラークを取り除きます。
プラークは自宅でのブラッシングでも除去できます。
しかし磨きにくい箇所などはプラークが蓄積していきます。
こちらが歯周病の原因となるため、歯周病治療を受けて除去する必要があります。
ちなみに歯周病を改善するには、生活習慣の改善も必要不可欠です。
食生活の改善や禁煙などにより、徐々に歯周組織の改善を目指します。
歯周ポケットが3~4mm程度であれば、歯周病が安定状態にあるとされます。
そのため、最低でも3~4mmまで改善しなければインプラント治療は受けられません。
歯周ポケットは深ければ深いほど、骨が溶けていることを示しています。
また歯茎も腫れているため、きちんと治療しなければいけません。
ちなみに、歯周病は完治することのない病気とされています。
よって完治するまで待ってからインプラント治療を行うことは基本的にありません。
ここまで、歯周病を患う方のインプラント治療について解説してきました。
歯周病は世界中に感染者が存在する病気です。
そのため、気付かないうちに発症しているという方も多くいます。
つまり歯周病により、インプラント治療が制限される方も多いということです。
また歯周病を防ぐためには、セルフケアだけでは物足りません。
日頃から定期検診に通い、歯周組織の状態を整えておきましょう。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。