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コンフォート義歯は、シリコンが歯茎にかかる圧力を軽減し、痛みを和らげる上に、ガッチリ固定されるため、食事や会話の際に外れにくくなります。
しかし、一切デメリットがないのかというと、決してそういうわけではありません。
今回は、コンフォート義歯を使用する場合の注意点を3つほど解説したいと思います。
コンフォート義歯は使用感に優れた義歯ですが、硬質プラスチックの歯の上に、柔らかいシリコン素材を乗せたような構造です。
そのため、義歯自体の厚みに関しては、どうしても増してしまいます。
また、厚みが出ることにより、これまで通常の義歯を使用していた方や、口が小さい方などは、違和感を覚えることも考えられます。
特に、装着し始めた頃は違和感が大きくなりやすいです。
コンフォート義歯に使用されるシリコン素材は、生体親和性が高く、こちらが使い勝手の良さを演出していますが、汚れが付きやすいという欠点があります。
そのため、毎日きちんとメンテナンスをしていないと、カンジダ菌というカビの一種が生えてくる可能性があります。
また、このような状況を防ぐために、コンフォート義歯のメンテナンスには、“クリネ”という専用の洗浄剤を使用しますが、こちらは1ヶ月分30錠入りが1,760円であり、年換算でおよそ21,000円かかります。
ドラッグストアなどで販売されている一般的な義歯の洗浄剤は、3ヶ月分でも800円前後で販売されていることを考えると、コンフォート義歯はランニングコストのかかりやすい義歯だと言えます。
一般的な義歯の寿命は、きちんとメンテナンスを行い、なおかつ変形や破損につながる扱いをしなかった場合で5年程度です。
一方、コンフォート義歯は、こちらよりも短い期間で寿命を迎えてしまうことがあります。
具体的には、2~5年でシリコンを貼り替えたり、つくり直したりする必要があり、保険ができようされない自由診療の義歯である割には、それほど長持ちしません。
もちろん、義歯の寿命には個人差がありますが、ランニングコストの他にも、定期的に費用がかかることは念頭に置いておきましょう。
ここまで、コンフォート義歯を使用する場合の注意点を3つ解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
コンフォート義歯が、非常に優れた義歯であることは間違いありません。
しかし、高性能であるがゆえにコストがかかったり、これまで一般的な入れ歯を使用していた方にとっては、最初のうちは違和感があったりする可能性はあります。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。