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コンフォート義歯は、痛みの少なさと吸着性の高さが強みの義歯です。
こちらは、歯がないところの粘膜を休ませることを理由に、夜寝るときには取り外すのが望ましいですが、装着したまま寝るとどうなってしまうのでしょうか?
今回はこちらの点について解説したいと思います。
コンフォート義歯を装着したまま寝ると、感染症のリスクが高まります。
睡眠中は、唾液の分泌量が減少するため、口が乾きやすくなります。
このような状態は、細菌の増殖や口臭、口腔内における感染症を招くおそれがあります。
また、コンフォート義歯を装着したままだと、ただでさえ量の少ない唾液が素材に吸収され、より口内は乾燥した状態になるため、感染症や口臭のリスクもより高くなります。
コンフォート義歯を装着した状態で寝ると、口内炎ができやすくなることにもつながります。
コンフォート義歯は、使用感が良く、口内の痛みも少ないことがメリットですが、異物であることは事実です。
また、寝ている間に義歯がずれることにより、口内の粘膜が圧迫され、摩擦が生じ、こちらが口内炎を発症させることがあります。
冒頭でも触れた通り、就寝中は日中にかかった口内への負担を軽減し、歯周組織を休ませる時間帯です。
そのため、寝るときにコンフォート義歯を取り外すことは、口内炎のリスクを軽減させるだけでなく、歯や歯茎、顎などを回復させ、問題なく機能させることにもつながります。
コンフォート義歯を使用する場合、毎日きちんとメンテナンスをしなければいけません。
具体的には、入れ歯用のブラシで全体のヌメリや汚れを落とし、しっかりと義歯が浸かる容器に入れ、洗浄剤で漬け置き洗いをする必要があります。
しかし、こちらの漬け置き洗いは、短くても30分程度の時間を要します。
そのため、夜寝る前にコンフォート義歯を外し、洗浄剤に浸けておかなければ、忙しい朝や外出している日中では、漬け置き洗いをするのが難しくなってしまうことが考えられます。
もちろん、漬け置き洗いをしなければ、義歯に付着した汚れを隅々まで落とすことができません。
ここまで、コンフォート義歯を装着したまま寝るという選択肢について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
コンフォート義歯は精度も機能性も高い義歯ですが、決して完璧な製品ではありません。
そのため、メンテナンス不足であれば細菌は付着しますし、粘膜に当たればキズがつくため、しっかりと取り外してから就寝するようにしてください。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
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納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。