コンフォート義歯を使用する方の多くは、その使い心地の良さに驚くかと思います。
しかし、場合によっては使用時に歯茎などがむず痒いと感じることがあり、こちらはコンフォート義歯の使用感の良さを大きく損なわせます。
今回は、コンフォート義歯でむず痒さを感じる原因について解説します。
シリコーン部分でのカンジダ菌の繁殖
コンフォート義歯の最大のメリットである生体用シリコーンは、抜群のクッション性を持つ反面、カンジダ菌というカビの一種が付着・繁殖しやすいという欠点があります。 毎日の洗浄を怠ったり、市販の一般的な洗浄剤で済ませたりしていると、シリコーンの微細な隙間にカビが定着してしまいます。
これが原因で口内の粘膜が軽い炎症を起こすと、痛みだけでなくむず痒さやヒリヒリとした不快感として症状が現れます。
対策としては、必ずメーカーが指定する専用の洗浄剤(クリネなど)を毎日使用し、義歯を常に清潔に保つことが極めて重要です。
新しい義歯による触覚過敏と違和感
コンフォート義歯を新しく作り直したり、裏打ちのシリコーンを張り替えたりした直後は、口の粘膜が急な環境の変化に過敏に反応します。 シリコーン素材は歯茎に吸盤のようにピタッと強く密着するため、従来のプラスチック製入れ歯とは異なる特有の圧迫感や密閉が生じます。
この強い吸着力や、わずかな粘膜との擦れ、圧迫の刺激が神経を通じて脳にかゆみやむず痒さのような異常感覚として伝わることがあります。
通常は1〜3ヶ月ほど使用を続けることで口の粘膜や神経が徐々に環境に慣れ、むず痒さも自然と治まることが多いです。
しかし違和感が強まる場合や、噛み合わせのズレが原因で擦れている場合は、歯科クリニックでのミリ単位の微調整が必要です。
残留モノマーや金属アレルギー
コンフォート義歯自体は生体適合性の高いシリコーンを使用していますが、歯や土台のベースとなる部分には、プラスチックや強度を保つための金属が併用されています。
プラスチック部分の硬化が不十分で、残留モノマーと呼ばれる未反応の原料物質がわずかに溶け出している場合、あるいはバネやフレームから金属イオンが溶け出した場合、遅延型のアレルギー反応を引き起こすケースがあります。
アレルギーが起きると、口の中の粘膜が赤く腫れたり、全体的に強いむず痒さや熱感、痛みを覚えたりするようになります。
この場合は自己判断で我慢せず、速やかに作製した歯科医院や皮膚科を受診し、パッチテストなどで原因物質を特定する必要があります。
まとめ
優れた義歯であるコンフォート義歯も完璧ではないため、今回解説したむず痒さのような不具合が起こることはあります。 大切なのは、むず痒さを感じたときに放置せず、素早く歯科クリニックに相談するなどして対処することです。 違和感があるまま使い続けていると、義歯だけでなく口内環境にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。 埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい! インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。 納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。



