ブログ
Blog
ブログ
Blog
インプラントは、顎の骨に埋め込む人工歯根(インプラント体)だけで構成されているわけではありません。
人工歯根、アバットメント、上部構造という3つのパーツが揃って初めて、インプラントとして機能します。
今回は、これらの中でも、アバットメントの持つ3つの役割について解説したいと思います。
アバットメントにおけるもっとも重要な役割としては、上部構造とインプラント体を連結するということが挙げられます。
アバットメントは、ネジ式の構造により、歯茎に埋入された人工歯根、歯茎の上に露出する上部構造を連結する役割を担っています。
また、アバットメントと人工歯根、そして上部構造は、スクリューによって固定されるものであり、これらは専用器具を用いることで、簡単に取り外せます。
つまり、アバットメントがあるおかけで、インプラントのどこかに不具合が見つかったとしても、すぐに微調整ができるということです。
アバットメントには、インプラント全体の強度を高めるという役割もあります。
具体的には、アバットメントを挿入するとき、ネジ式で高さを調整する際、強度が考慮されます。
また、人工歯根に対し、ダイレクトにダメージがかからないようにする役割もあり、こちらの点においても、全体の強度の補強に一役買っています。
アバットメントはそのほとんどがチタンでできていますが、いわゆるクッションの役割を持っているため、強い力がかかっても、人工歯根は無事で済むことがあります。
アバットメントには、インプラントを目立ちにくくするという役割もあります。
人工歯根は歯茎に埋め込むものであるため、基本的に外から見えることはありません。
しかし、何らかのトラブルが発生したときに、インプラント体が露出し、審美性に欠けてしまうことがあります。
このとき、アバットメントがあることにより、人工歯根を隠し、目立たなくすることができます。
ちなみに、万が一人工歯根が露出したときに備えて、アバットメントの素材は審美性に配慮したものを選択することも可能です。
ここまで、インプラントのアバットメントにおける3つの役割について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
アバットメントがなければ、歯茎や人工歯根にかかる負担は大きくなりますし、トラブルが発生したとき、すぐに角度などを微調整することはできません。
また、アバットメントは、インプラントの審美性を維持するという意味でも、必要不可欠なパーツだと言えます。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。