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スプリントは、顎関節症の症状を緩和するために用いられるマウスピースです。
睡眠時に使用することで、食事に使う咀嚼筋や顎の関節の緊張をやわらげることができます。
しかし、中にはスプリントを装着したことにより、睡眠に支障が出る方もいます。
今回は、スプリントによって眠れなくなる主な理由について解説します。
スプリントを装着したことにより、口内に異物感が生じ、それが原因で眠れなくなる可能性があります。
スプリントの厚みは、臼歯部で1.5mm~2mm程度が適切です。
これよりも分厚い場合、口内の異物感が強くなって睡眠にも影響が出やすくなります。
また普段から異物感に弱い方は、特にスプリントを装着し始めたばかりの頃に異物感が強くなります。
例えば、毎日のブラッシングで嘔吐反射が起こる方などは、慣れるまでなかなかぐっすり眠れないことが予想されます。
慢性的な鼻づまりが見られる方も、スプリントの装着によって睡眠が妨げられることが考えられます。
スプリントはマウスピースの一種であるため、装着時は口呼吸がしづらくなります。
言い方を変えれば、装着時は鼻呼吸をする必要があるということになります。
しかし、慢性的な鼻づまりがある方は、鼻だけで呼吸するのが難しいです。
そのため、どうしても息苦しさを感じ、スプリントを装着したまま寝ることが負担になりやすいです。
風邪を引いているときなどは、市販薬の使用や鼻を温めることなどにより、ある程度鼻づまりが解消されることがあります。
一方慢性鼻炎などの疾患を持つ方は、鼻呼吸のしづらさからスプリントの装着を断念しなければいけない可能性もゼロではありません。
口内の異物感や鼻づまりなどがなくても、スプリントを装着したときの心理的な要因により、なかなか眠れなくなることがあります。
具体的には「これで本当に顎関節症が良くなるのか」「治らなかったらどうしよう」といった心配によるストレスが挙げられます。
また、逆に症状が改善するかもしれないことの嬉しさで気持ちが高ぶり、眠れないということも考えられます。
スプリントは顎関節症の症状を緩和するだけでなく、そこから来る頭痛や肩こりといった全身症状を改善することにもつながります。
しかし、これらはあくまで問題なく睡眠時に装着できた場合に言えることです。
睡眠障害が出てしまった場合、スプリントを装着し続けるのは困難になる可能性があります。
もし違和感や息苦しさなどがあったのであれば、我慢せずすぐ歯科クリニックの医師に相談してください。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。