インプラント治療を受けた後は、これまで失っていた歯を取り戻せるわけですから、本来は噛み合わせが良くなるはずです。
しかし、中には治療後に噛み合わせの違和感を覚えたり、痛みが出るようになったりする方もいます。
今回は、インプラント治療後に噛み合わせが悪化する主な原因について解説します。
元々の噛み合わせが良くない
元々の噛み合わせが良くない状態でインプラント治療を受けてしまうと、治療後の噛み合わせがおかしくなってしまうことがあります。
インプラント治療は、インプラントに余計な負担がかからないよう、噛み合わせを考慮して進めていくものです。
しかし、元々の歯並びや噛み合わせを根本的に改善することはできません。
そのため元々噛み合わせが悪い方は、治療後口内の環境が変化することにより、さらに噛み合わせが悪化したように感じることがあります。
日常生活の悪い癖
日常生活において、無意識に悪い癖が出ている方も、インプラント治療後の噛み合わせが悪くなります。
ここでいう悪い癖とは、頬杖や食いしばり、舌癖などを指しています。
考え事をしているときや作業中などには、無意識に頬杖をついてしまっている方も多いです。
1回頬杖をつくぐらいであれば問題ありませんが、こちらの癖が長期的に出続けると、インプラントに負荷がかかって噛み合わせが悪化します。
また力仕事をしているときやストレスが強いときには、歯を食いしばることがありますが、食いしばりも噛み合わせに影響するほど強い力がかかります。
さらに舌を前に出す、歯を舌で押すなどの癖も、噛み合わせがずれる原因になります。
メンテナンスを怠っている
歯科クリニックでのメンテナンスを怠っている場合も、インプラント治療後の噛み合わせは悪化しやすいです。
患者さん自身で行うセルフチェックだけでは、噛み合わせの変化になかなか気付くことができません。
そのため、インプラント治療後は定期的に通院し、口内の状態を確認してもらう必要があります。
また定期検診に通えば、噛み合わせの状態だけでなく、素材の劣化具合などインプラントそのものの状態もチェックできます。
まとめ
インプラント治療を受けようする方の中には、「歯を入れて良い歯並びを手に入れたい」と考えている方もいるでしょう。
確かに歯を失った部分をカバーできれば、噛み合わせは良くなり、食事なども楽しみやすくなります。
しかし治療前の準備や治療後の行動に問題があると、かえって不便な口内環境になってしまう可能性があるため、注意しなければいけません。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。
