【越谷市せんげん台でインプラント】免疫不全疾患がインプラント治療に与える影響

インプラント治療は、失った歯を取り戻したい方におすすめの治療ですが、すべての方が問題なく受けられるとは限りません。
特に免疫不全疾患を患っている方は、インプラント治療にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
今回は免疫不全疾患の概要と、インプラント治療への影響について解説します。

目次

免疫不全疾患の概要

免疫不全疾患は、免疫系が正常に機能しないことにより、感染症に頻繁にかかったり重症化もしくは長期化したりする疾患の総称です。

生まれつき免疫システムに欠陥があるものは、原発性免疫不全症候群と呼ばれます。
こちらの多くは免疫系の働きに関わる遺伝子の異常が原因で、中には指定難病に含まれるものの多くあります。

主な症状としては、肺炎や中耳炎などの感染症を繰り返したり、健常者では感染症を引き起こさないような弱毒病原体(日和見感染)による感染症にかかったりします。

また他の疾患や治療の影響により、後天的に免疫機能が低下した状態を続発性免疫不全症候群といいます。
これには糖尿業や低栄養、HIV感染症などの疾患が該当します。

免疫不全疾患がインプラント治療に与える影響とは?

インプラントは、人工歯根が顎の骨と結合するオッセオインテグレーションという過程を経て安定します。
しかし免疫不全疾患がある状態では、この人工歯根と骨の結合が適切に行われない可能性が高まります。

また口内は細菌が多い環境であり、外科治療を伴うインプラント治療では感染症のリスクが少なからず伴います。
免疫力が低下していると、細菌に対する防御機能がうまく働かず、手術部位が感染しやすくなります。

感染が起こると、インプラントが安定せず、最悪の場合脱落につながることもあります。

さらに、免疫機能は傷の治癒過程にも関与しています。
免疫不全疾患を患っている状態では、インプラント治療後のキズの治りが遅れ、回復がスムーズに進まないリスクがあります。

ちなみに、リウマチや膠原病など、一部の免疫不全疾患の治療にはステロイド薬や免疫抑制剤が使用されます。
これらの薬剤の長期服用は、骨の代謝や治癒に影響を及ぼし、さらに感染リスクを高める可能性があります。

まとめ

免疫不全疾患がある方は、基本的にインプラント治療における絶対的禁忌症という扱いになります。
ただし疾患の種類や全身状態、薬の服用状況などによっては、必ずしもインプラント治療を受けられないとは限りません。
そのため、治療を受けたい場合はまず歯科医師に相談し、その後内科の主治医と連携を取った上で判断してもらうことをおすすめします。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。

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