インプラントのサージカルガイドとは、CT撮影とコンピューターシミュレーションに基づき、人工歯根を最適な位置・深さ・角度に正確に埋入するための装置です。
これにより、インプラント治療の安全性や成功率を高めることができますが、使用にあたっては注意点もあります。
今回はこちらの点について解説します。
デバイスに起因する注意点
サージカルガイドを使用する場合、通常のインプラント治療の費用に加え、ガイドの設計・作製費が別途発生するのが一般的です。
こちらは数万円程度かかることが多いです。
また型取りやCT撮影後、ガイドの設計・3Dプリンター等での作製に日数を要するため、すぐに手術ができない場合があります。
さらにガイドの厚みと専用ドリルの長さを合わせると、通常より高さが必要になります。口が大きく開かない患者さんの場合(特に奥歯の治療)、器具が入らず使用できないことも考えられます。
精度と安全上の注意点
サージカルガイドを使用しても、100%インプラント治療が成功するわけではありません。
平均して埋入先端で0.67~2.21mm程度の誤差が生じる可能性が報告されていて、神経や血管との間には十分な余白を確保した設計が不可欠です。
またインプラント治療時、ガイドが歯や粘膜に対し完全に密着していないと、設計通りの位置に埋入できません。
そのため、術前の適合確認はとても重要です。
さらに著しく顎の骨が不足している場合や、粘膜が7mm以上と厚すぎる場合などは、ガイドを用いた無切開手術(フラップレス手術)が適さないこともあります。
手術前後の一般的な注意点
サージカルガイドを使用する場合でも、インプラント治療自体のリスク管理に変わりはあありません。
例えば糖尿病などの全身疾患、喫煙習慣、服用中の薬などについては、必ず歯科医師と共有する必要があります。
またインプラント治療後数日間は激しい運動や入浴、飲酒や喫煙などを控え、患部を指や舌で触らないようにしなければいけません。
これらの注意点を守れなければ、せっかくサージカルガイドで安全性や成功率を高めた意味がなくなってしまいます。
まとめ
サージカルガイドはとてもメリットが多く、インプラント治療における精密な計画や正確な誘導、負担軽減や安全性向上には欠かせないものだと言えます。
ただし、インプラント治療は人の手によって行われる治療であるため、サージカルガイドが100%成功を保証することはできません。
また費用や適用の有無に関する問題点もあるため、患者さんは事前にこれらの点について留意しておく必要があります。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。



