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歯がない方の選択肢の一つがインプラント治療です。
インプラントを装着すれば、天然歯に近い歯を手に入れることができます。
しかし、誰もが問題なく治療を受けられるというわけではありません。
場合によってはソケットリフトが必要なこともあります。
今回はインプラント治療のソケットリフトについて解説します。
ソケットリフトはインプラント治療と併用されることがある治療です。
上顎の骨に高さが足りないと、インプラントが突き抜けてしまうおそれがあります。
こういった場合に上顎洞(上顎上部の空洞)の底側に骨を増やすために行われます。
具体的には、まずインプラントを埋入するための穴を上顎洞付近まで開けます。
次に開けた穴から上顎洞の底を押し上げて空間をつくります。
最後に空間に骨補填材を填入し、インプラントが収まるスペースを確保します。
ソケットリフトと似たような治療にサイナスリフトがあります。
サイナスリフトも、インプラントと併用されることのある治療です。
目的としてはソケットリフトと同じですが、治療内容や適用条件などが異なります。
サイナスリフトは骨の厚みが5mm未満のときに行われます。
一方ソケットリフトが適用されるのは骨の厚みが5mm以上の場合です。
またサイナスリフトが広範囲の治療であるのに対し、ソケットリフトは範囲が狭いです。
その他、治療のタイミングにも違いがあります。
サイナスリフトはインプラント治療と別に行い、ソケットリフトは同時に行います。
ソケットリフトを受ければ、上顎の薄い方でもインプラント治療を受けられます。
サイナスリフトと比べ、身体にかかる負担が小さいのもメリットです。
費用に関しても、サイナスリフトの半分以下で済むことがあります。
ただし安いといっても、10万円程度の費用がかかることはあります。
またソケットリフトは、必ずしも成功するとは限りません。
経験の少ない歯科クリニックで受けた場合、上顎の粘膜を貫通するリスクがあります。
上顎の粘膜を貫通して上顎洞に達すると、上顎洞炎という感染症のリスクが高まります。
ここまで、インプラント治療のソケットリフトについて解説してきました。
ソケットリフトは、サイナスリフトより身体や費用の負担が小さいです。
またインプラント治療と同時に行うため効率も良いです。
ただしこちらの治療を受けるのであれば、経験豊富な歯科クリニックを選びましょう。
多少リスクのある治療であるため、少しでも成功率を上げるのは大切です。
埼玉県越谷市(せんげん台)でインプラント治療を検討の際には、是非、せんげん台ほんま歯科医院にご相談下さい!
インプラント治療に関する相談・カウンセリングは初回無料となっております。
納得頂いた上で治療を実施して参りますので、心よりお待ちしております。